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2009年2月1日






『ミナのたとえ』より


ルカ19章11〜28節





@ 今朝は、1ミナをしもべたちに与え、王位を受けるために遠い国に旅立った主人の例えから、

この地上で主のためにどう歩んでいくべきかについて考えたい
と思います。

A さて、この例えの中には二つの内容があります。先ず、十人のしもべたちに、1ミナづつ

与え、商売するようにと言って旅立ち、帰ってきてからその精算をされた事について記されてい

ます。

次に、王位を受けて帰って来るのを好まない人々の存在と、彼らへの裁きです。

イエス様は、どうしてこういう例えを話されたのでしょうか。

B では、王位を受けて帰ってきた主人と、しもべたちの対応について見てみましょう。

最初の者は来て言いました。「あなたの一ミナで十ミナをもうけました。」。次の者も言い

ました。

「一ミナで五ミナをもうけました。」。彼らに対して主人は言いました。「よくやった。良い

しもべだ。あなたはほんの小さな事にも忠実だったから、十(五)の町を支配する者になりな

さい。」。五ミナは十ミナの半分ですが、それについてのとがめは一切ありませんでした。

それぞれの能力に従って最善を行ったからです。ところがもう一人が来て、「一ミナを風呂敷に

包んでしまっておきました。」と言って一ミナを差し出したのです。何故商売もせずにしまって

おいたのでしょうか。その言い訳はこうです。「あなたは計算の細かい、きびしい方ですから、

おそろしゅうございました。あなたはお預けにならなかったものをも取り立て、おまきにならな

かったものをも刈り取る方ですから。」と。彼のこの言葉から、主人への反感や不平不満がある

ことが分かります。また彼は、商売をして失敗し、自分が恥をかくことを嫌ったのです。

ですから、「何もしなければいいや」、となったのです。そこには、主人のためにお役に立ち

たいという心や心遣いも、尊敬の心もありません。
自分のことしか考えない保身の心があるだけ

です。
主人は彼に言いました。「悪いしもべだ。どういう根拠を持って私のことをそういうのか。

だったら、銀行に預けておけば、利子と一緒に受け取れたはずだ。私はあなたの言葉であなたを

裁こう。」。こうして一ミナは取り上げられ、十ミナ持っている者に与えられたのです。

そしてさらに、主人が王となるのを喜ばなかった者たちに対しては、自分の敵であるから殺して

しまえ、と命じたのです。

C さて、私たちは、イエス様が王となってもう一度この地上に来られ(地上再臨)るのを待ち

望んでいる者です。何故なら、私たちは全ての罪の贖いがなされ、支払い済みの保険に入ってい

ますから、もはや自分のためではなく主のために生きていくことに価値を見いだしているから

です。私たちは、自分の体も、住むための環境も何一つ造っていません。創造主は、私たちが

生きていくための全てのお膳立てをしてくださいました。自分の命も自分の所有ではありません。

そのお方次第で生きるも死ぬるも決まるのです。この関係は永遠に変わりません。私たちは

この方のしもべであり、生かされていることを感謝するだけです。

人間は、「自分さえ良ければ・・・」というケチの精神を働かせ、損得計算でやっていこうと

します。それは、「自分の命は自分のものだ」と思っているからです。しかし、この精神があると、

主のために生きていくことが出来なくなります。ですからこの心を砕いていけばいいのです。

私たちは一ミナを隠しておくケチなことはやめましょう。


むしろ、与えられたいのちを精一杯使い、主の願われた「失われた人を探して救う。」

呼び出しの働きのために1ミナを最大限に用いていきましょう。
 





    


                                        

  
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