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2008年 NO.264



『脳の働き』

ー私の命の尊厳を知るためにー


 脳は体の司令塔です。脳の働きを大別すると、大脳・脳幹・小脳に別けられます。

大脳は意識的な活動を司り、脳幹は、無意識的な生命活動を制御します。そして、小脳は運動

機能を司っています。もし、大脳の機能が停止し、意識を失うことがあっても、脳幹の機能が

働けば、呼吸・心臓・腸などの生命活動は制御でき、栄養を補給さえすれば、生命を維持する

ことができます。この状態を一般に植物人間といい、「死」は宣告されません。

「死」は、呼吸の停止、心臓の停止、瞳孔の散大という3つの要素が伴って「人の死」が宣告

されます。しかし、現在では、呼吸が停止しても、人工呼吸器で生命を維持できるようになった

ため、脳幹が死んだときに、「脳死」と定めています。日本では、大脳・小脳・脳幹の死を

持って、「脳死」とし、「人の死」と定めています。諸外国より、死の定義が狭くなってい

ます。脳の細胞は、一度死ぬと再生することはなく、他の臓器のように新陳代謝することがあり

ません。ですから、人の生死を司る脳が死んだら、人間は終りです。それは、脳は私自身であり

他者と置き換えることは、決して出来ないということです。ここに私の命の尊厳があるのです。
        




                   
              



     
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