『良い牧者と良い羊について』
主は、「私は良い牧者です。」と言われました。
しかし、羊の所有者でない雇われ人の羊飼いは、狼が来ると、羊を置き去りにして逃げて行き
ます。それは、彼が雇われ人であって、羊のことを心にかけていないからです。同じことが、
今日の牧師にも言えます。雇われ牧師は、自分に都合の悪いことが起こると、すぐ辞任して
よそへ行ってしまいます。しかし、雇われ牧師でない牧者は、どこまでも命をかけて、辞める
ことはしません。むしろ自分の生涯の命を掛けて羊を守ります。
同じように、信者も、雇われ羊ではなく、良い羊となるべきです。都合が悪くなっても、
良い羊は自分の羊飼いを知っており、他の羊飼いのもとへ行くことはないのです。このことは、
イエス様がたとえを以って、ヨハネ福音書10章で語っておられます。 |
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