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2008年 NO.250





『私の創造主として確信するために』 
ー呼 吸ー
(その2)
    
  
  

 体内で発生した二酸化炭素は、有害物質として体外に排出されますが、100%有害かと言う

とそうではありません。二酸化炭素は、脳の血管を広げる働きがあり、不足すると血管が狭く

なって血流が悪くなります。その結果、酸素不足にもなり、脳障害が発生します。すなわち、

血液中の二酸化炭素が排出されすぎても行けないのです。又、酸素を必要以上に取りすぎても

行けないのです。体内の酸素が多すぎると、活性酸素という有害物質が大量に発生して、細胞が

傷つき、さまざまな病気(老化、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、ガン、リュウマチ、白内障など)

の原因ともなります。この酸素と二酸化炭素の血中濃度のバランスを呼吸中枢(脳の延髄)に

よって調節しています。私たちの体は、一辺倒な仕組みではありません。微妙なバランスの上に

立っています。この酸素と二酸化炭素の配分は、この仕組みを知り尽くしたお方の計画と知性の

たまものです。
偶然では、一方が多く、一方が足りないという事になり、生きていけません。

又、長い時間をかけた進化の試行錯誤では、完成するまでに生命は死に絶えます。

こうした複雑なしくみによって保たれている命こそ、創り主の叡知のたまものなのです。






                   
              



     
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