『創造主の天地の設計の素晴らしさ』V
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生命にとって水は欠かせないものです。宇宙探査機が他の惑星に着陸すると、すぐ探すもの
は水です。それは、水が生物の存在の可能性を示すからです。月には、生命体はありません。
それは水がないからです。火星もまた、生命の存在の可能性のない冷たい砂漠です。
いくつかの惑星には、水はその表面を潤す程度の湿気としてあるだけです。
しかし、この地球では、表面積の70%は水です。(人間の体も70%は水です。)
水の分子H2Oは、他の元素と簡単に化合させることができないようになっています。それは、
ほとんどの物質を溶解するためです。もし、簡単に化合するなら、新しい物質になり、人間に
必要なミネラルや他の栄養素を含むことができなくなってしまうからです。又、水は4℃で
一番重く、それより低くなったり、高くなったりすると、軽くなります。しかし、ほとんどの
物質は、冷えると縮み、暖めると膨張します。もし水が冷えて縮めば、氷は液体より重く
なって沈み、海の底は氷に包まれて魚は死んでしまいます。しかし、水は冷えると容積は
大きくなって、水に浮びます。すなわち、氷が水の表面を覆い、空気中の寒さから毛布の
働きをして、海の生物を凍結から守ります。又水は、自らの温度を大きく変えずに、大量の
熱を吸収します。そして、日中の太陽の熱を海は大量に吸収し、夜になると、日中の吸い
取った熱を吐き出してくれるので、地球では昼と夜の温度差が少ないのです。もし月に行け
ば、日中は120度まで上り、夜は−200度まで下ってしまいます。とても生命の生きて
いけるところではありません。
この地球は、生命が生きていくために、全ての環境が整えられているのです。これは、
決して偶然から出た調整ではあり得ないものです。まさに、生命が生きていくために、特別に
設計されたようです。
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