『自然界に見る創造主の足跡』NO.4
「地は形がなく、何もなかった。やみが大いなる水の上にあり、
神の霊は水の上を動いていた。」(創世記1:2)
初めに創造主は、「大いなる水」を用意されました。この水は創造主が特別な目的をもって
造られたのです。なぜなら、水分子は特異的な性質を持ち、他の元素と化合して新しい分子を
作りません。化学者は、元素のいろいろな結合によって、何百万もの化合物を作りますが、
水分子との化合物は作り出せません。この水の特異な性質の@として、ほとんどの物体は冷える
と縮み、暖めると膨張します。しかし、水は、4℃を下ると凝固するまで膨張します。
この特性のおかげで、氷は水の上に浮き、魚は生きていけるのです。又A、通常の法則では、
水の沸点は約10度、凝固点は約−101度が予想されます。しかし、実際は100度で沸騰し、
0度で凝固します。この特異な性質のゆえに、地上の一般的な温度でも、水は液体であり得るの
です。もし10度で沸騰したら、体中の水が沸騰して生きていけません。B水は、自らの温度を
大きく変えずに大量の熱を吸収できます。その熱の吸速度は、鉄の約10倍あります。
この特異な性質のゆえに、日中は太陽の熱を大量に蓄え、夜になると、放出します。このため、
地球の日中と夜の温度差は、40度位で納まります。しかし、月に行くと、日中は125度、
夜は−170度、その温度差は300度になり、生きていけません。C水は、時間さえ与え
れば、ほとんどの物質も溶解する能力を持っています。それは、他の分子と化合して、新しい
物質にならないからです。この特異な性質の故に、水の中に人間に必要なミネラル(Ca、K、
Ma、Fe、P、Cl、I、Zn等)を溶かすことが出来、生きていけるのです。まさに人は、水と
御霊によって生まれなければ、神の国に入れません。この生ける水こそ、天地創造の初めに
必要であったものです。この水は、通常の自然法則に反した性質ですので、神が特別に創造
しないと存在できないものです。
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