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2008年11月9日







『ためらわずに』





使徒10章1〜29節







@ 今朝は、私達の信仰を妨げる感情や、生まれながらの固定概念さえ越えさせてくださる

御霊の働きについて学びたい
と思います。

A さて、今朝のメッセージは、「ためらわずに」ということばをキーポイントとして学んで

いきたいと思います。さて、ここでペテロは、異邦人に信仰の鍵を提示しました。しかしこれは、

ユダヤ人社会から見るならば、常識では考えることの出来ない画期的な出来事です。というのは、

彼らは自分たちが神から選ばれた選民であり、外国人(異邦人)と区別する感覚を持っていたから

です。ユダヤ人は、異邦人と交わることは律法にかなわないことでした。ペテロ自身もまた、

生まれたときからその教えと環境の中で育ってきた人です。ところが、これを覆す出来事が

起こったのです。

B では、どのようにして異邦人伝道の門が開かれていったのか見てみましょう。

神は、地上のあらゆる種類の四つ足の動物や、はうもの、また、空の鳥などが入っているものを

ペテロの前につり降ろし、言われました。「ペテロ。さあ、ほふって食べなさい。」。彼は答え

ます。「主よ。それは出来ません。私はまだ一度も、きよくない物や汚れた物を食べたことがあり

ません。」。すると、再び声があって「神がきよめた物を、きよくないと言ってはならない。」と

言われ、このことが三回あって後、その入れ物はすぐ天に引き上げられたのです。

ちょうどその時、異邦人の百人隊長コルネリオの使いの者たちが、ペテロの泊まっている門口に

来ました。彼はそれとも知らず、今見た幻について思い巡らせていると、御霊がこう言われたの

です。「さあ、降りて行って、ためらわずに、彼らといっしょに行きなさい。彼らを遣わしたのは

わたしです。」、そこでペテロは降りて行き、彼らと一緒にカイザリヤのコルネリオの家に出かけ

て行きました。ペテロはコルネリオから話を聞き、「これで私は、はっきりわかりました。

神はかたよったことをなさらず、どの国の人であっても、神を恐れかしこみ、正義を行う人なら、

神に受け入れられるのです。イエス・キリストはすべての人の主です。」というと、みことばに

耳を傾けていたすべての人々に、聖霊が下りました。これは、まさに異邦人に伝道の門が開かれた

瞬間でした。もし、ペテロに御霊が語って下さらなかったなら、彼は幼少のころからずっと

培われてきた律法の固定概念から離れることが出来ず、ためらいを飛び越えることは出来なかった

でしょう。しかし彼は、御霊に「ためらわずに行きなさい。」と言われてその通りにした時、

真理が分かったのです。そしてそれは、神をほめたたえる結果となったのです。

C 私たちがイエス・キリストを信じる時も、「ためらい」という壁がありました。しかし、

その壁を越えさせて下さったのは御霊の働きがあったからです。その後も、私たちは、「自分には

出来ないと思う。」たびに、この壁にぶち当たってきました。しかし、御霊に促されては、

「ためらい」が消え、スッと出来る経験をしてきました。
実に御霊の働きは、私たちの肉の感情や

固定概念を越えさせて下さるのです。ですから、「出来ないではなく、主が助けて下さるから

主に聞こう」、と心を向けていくなら、主にとって不可能はないことを味わっていくのです。

これは、御霊に導かれて生きることであり、クリスチャン生活の秘訣です。

この道に歩んでいきましょう。




    


                                        

  
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