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2008年11月30日






『どんなことがあっても』





使徒23章11節







@ 今朝は、パウロがローマに至るまでのいろいろな出来事から、彼の生涯を貫いていた信仰の

心と信仰の実践について学びたい
と思います。

A さて、パウロがエルサレムで牢につながれていた夜、主が彼のそばに立ってこう言われ

ました。「勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことを証ししたように、ローマ

でも証しをしなければならない。」と。主がこのように言われた以上、全ての道が平らにされ、

スムーズにローマまでいけると期待します。ところが、それとは相反して、困難が次々とが

起こってくるのです。なぜでしょう?これは、何とか阻止しようとする悪魔の働きも起ってくる

からです。しかし、どんな困難の中にあってもあきらめず、主の助けによってローマにたどり

着いたのです。

B では、ローマまでのパウロの信仰の姿を見つつ、ローマへの道のりを見てみましょう。

ユダヤ教であった頃のパウロは、厳格なパリサイ人として教育を受け、律法に従うことに自負心を

持ち堅く律法に立っていました。ところが、復活したイエス・キリストに出会ったときに一変した

のです。行いにおいて厳格なパリサイ人としてやってきた自分は、白く塗った墓で、罪人そのもの

であると気づかされたのです。そして、今まで依り所としていた誇りは塵芥に等しく、キリストの

前に出たら「自分は全く価値のない者だ。」と分かったのです。彼は言っています。

「私はキリストのために全てのものを捨てて、それを糞土のように思っている。」と。この心が

キリストに対する一本道として、生涯を貫いて行ったパウロの原点です。この後、彼はユダヤ人に

対して、彼らが殺したイエスこそが、救い主キリストであるとはっきりと語りました。このことは、

ユダヤ人の心情を逆なでする内容でしたので、命を狙われるまでになったのです。そして、

パウロの殺害の陰謀が、「ローマに行く」と言われた直後に起こり始め、殺し屋たちが待ち受ける

はめになったのです。しかしそれは、パウロの甥が知るところとなり、百人隊長から千人隊長に

知らされました。そこでパウロは、ローマの兵士たちに護衛され、安全にエルサレムを離れること

が出来たのでした。彼への危険は、人的なものの他に自然災害もありました。それは、ローマへの

航海が、助かる望みも絶たれるかと思えるほどの激しい暴風になったからです。しかし、マルタ島

まで奇跡的にたどり着き、そして最後には、ローマの兵士にも命を取られそうになりましたが、

百人隊長によって救われました。こうして、数々の困難の後で、彼はローマに到着し、そこで自由

に宣教の働きを始めたのです。しかも、ローマ兵の護衛付きでした。このように、「どんなことが

あっても、主の御心は必ず成る。」のです。これが、パウロの確信であり、生涯の信仰を貫いた心

だったのです。

C 私たちには、主から与えられた大きなチャレンジがあります。その実現に至るまでには、

いろいろな事が起こり、もう駄目かと思うところを通されると思います。
しかし、主は、ご自身が

言われたことは必ずしてくださいますから、パウロさんのように、主が下さった志は、

必ず実現させて頂けると信じましょう。そして、パウロのように、どこまでも主に頼る勇気を持ち

ましょう。このパウロさんの信仰の心と、信仰の実践を模範として、大胆にキリストを証ししてい

く者となっていきましょう。
そうすれば、信頼して良かったということを味わい、私達の確信とも

なっていくのです。




    


                                        

  
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