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2007年3月25日



            『王となり、祭祀となる』





ヨハネ4章7節〜14節



    
@ 今朝は、6節の御言にポイントを置いて、クリスチャンたちが王とされ、祭司とされることに

ついて考え、学びたい
と思います。

A さて、聖書は、イエス・キリストの再臨から、即新天新地に焦点が合わされていると

思われます。この新天新地は、全く新しいもので、千年王国は、この地上での延長です。

私たちは、千年王国でも王となり祭司となる(黙示20:6)のですが、私たちが新しく朽ちない

体を持った新しい天と地に於いても永遠に王となり、祭司となる(黙示225)のです。

祭司とは、創造主と被造物の世界の仲立ちをする者です。即ち、直接主に近づくことの

出来ない方たちとの仲立ちです。(第一ペテロ25

 こうして私たちは今、栄光の主の側に付く者として置かれているのです。イエス・キリストの

血によって罪から解放されたからです。この私たちに対して、使徒ペテロは言います。

「主は、人には捨てられたが、創り主の目には、選ばれた、尊い、生ける石です。あなたがたも

生ける石として、霊の家に築き上げられなさい。そして、聖なる祭司として、イエス・キリストを

通して、創り主に喜ばれる霊のいけにえを献げなさい。」(第一ペテロ25)と。


B では、霊のいけにえを献げる生き方について考えてみましょう。先ず私たちは、自分の

命のルーツを知るべきです。しかし私たちは、自分の命がどこから来たのか知りません。

それなのに、知っているかの如くに、初めの生物は単細胞生物であろうと想像し、その

アメーバーから徐々に進化したと想像し、
“偶然にたまたまできた”という世界が、

自分たちのルーツだ
と思っているのです。ところが、私たちの体の仕組みを見たとき、

偶然では存在できないことが分かってきます。
というのは、体がDNAという設計図に

基づいて形成されていることが明らかとなったからです。その設計は偶然ではあり得ません。

誰かが考えださなければ出来ないことです。このことからも、私たちは偶然にタマタマ、

というチッポケな者ではなく、設計図を書かれた偉大な方によって組み立てられた者だという

ことが分かってきます。ところが、私たちは、この方を無視し、感謝もせず、ましてやこの方の

意図を理解して生きていこうとは考えてもいませんでした。自分のことだけを考え、自分勝手に

生きてきました。まさに、それは組み立てられた方にとって不用な物であり、破棄される者

です。

  ところが、
私たちを組み立てられた方は、この破棄されるべき怒りの器を修理するために

エンジニアを送って下さいました。その方が、イエス・キリストです。イエス・キリストの修理は

完全で私たちを王とし、祭司として下さるのです。ですから、この方に対し、霊のいけにえを献げるの

です。それは、地上の価値観ではなく、どこまでも主との関わりに於いて考え、判断し、創り主の

役に立つ者として生きていくことです。


C 私たちは、祭司の務めをしていく立場にありますから、そこに焦点を合わせて生きて

いきましょう。しかも、聖なる都に入っていく者であり、そこで、創り主と共に栄光の中に

住まう者です。その意識の中で判断し、生きていきましょう。


                                        

  
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