『先祖供養について』
仏教のお盆の祭りは、死んだ人が地獄で苦しんでいるのを、この世に残った人たちが、供養する
祭りです。すなわち、死んだ人が地獄で苦しんでいるという前提で供養するのです。それは死んだ
人に対して失礼なことであり、また死んだ人と交信できませんので、どのくらい供養したらいいの
か? 実にあいまいな論理に基づいている習慣です。もし、ご先祖が本当に地獄で苦しんでいるの
なら、「花をあげよ。」「水をあげよ。」「お経をあげよ。」なんて言うわけがありません。
むしろ子供達に「こんな苦しいところに来るな!」と叫んでいることでしょう。ですから、生きて
いる内に私たちは「天国行きの手続き」を取っておくべきです。それが、ご先祖を安心させること
です。 |
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