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2005年 NO.105



       
『ダニエル書の預言』 

 

ダニエル書8章に出てくる2本の角を持った雄羊は、メディヤとペルシャの王であり(8:20)、

一本の角を持つ雄山羊はギリシャの王であり、その角は第一の王のアレキサンダー大王のことです。

(8:21)そして、その角が折れて、代りに4本の角が生えその一本から小さな角が生える。

それは、分裂したギリシャ帝国の中の1つの国から起る王のことで、セレウコス王朝の、アンティオ

コス・エピファネスを示す(8:22〜25)。このように、聖書はベルテシャツァルの時代から、

約400年後に起る出来事を預言しました。しかもそれは、世の終りの時に起こること(8:19)

と重複させて預言されています。
すなわち、

   @新バビロン帝国によって神殿の崩壊

   Aクロス王によってユダヤ人帰還

   B神殿の再建

   C荒す憎むべき者(A・4世・エピファネス=666)の出現

   Dイエス・キリストの初臨

世の終りでは
  
   @ローマ帝国によって神殿の崩壊

   A国連によってユダヤ人帰還

   B神殿の再建 ★これから起ころうとしている出来事
  
   C荒す憎むべき者(666)これから起ころうとしている出来事

   Dイエス・キリストの再臨 これから起ころうとしている出来事

 黙示録では、荒す憎むべき者は666と言われる。

 アンティオコス4世・エピファネスもその名の数字を足すと666になる。


 私たちは、預言の中に示された重複する事柄の中に、神様の啓示をみるのです。






                                    



     
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