ふく いん せん きょう
『福音宣教について X』 |
キリスト教は、自分の正しさを主張し、相手を否定することを100年以上も続けてきました。
やおよろず
それは日本のキリスト教社会が、唯一の絶対者を神と翻訳したことによって、日本の八百万の神々
と、ヤハウェの神も同じ神と混同され、神々対唯一の神との争いが続いて来たのです。これでは、
福音のよいものが伝わらないばかりか、教会が孤立してしまうだけです。「相手の間違いを指摘
すれば、相手はわかる。」と思って努力してきたのですが、自分の信じているものを否定されて
喜ぶ人はいません。それどころか、みな心の中で反発し、感情的に拒絶しているのです。
ですから否定は効果的な伝道方法ではないことに気づく必要があります。祖先祭祀も偶像礼拝だ
と、ただ否定するのではなく、祖先祭祀(仏壇も含む)は、「いのちをはじめた方」への感謝と
いう正しい動機であることを認めて、一般の人々の礼拝の対象を格上げしてもらい、命のつくり
主である創造主に礼拝をささげるようにお勧めすべきです。
これからは、よりよいものを提供して、相手に選択してもらう方法に切り替えていきましょう。
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