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2005年 NO.124
 

                     
『ギブ&テイクでなくギブ&ギブ』 


 
     「それは人にはできないことです。しかし、神にはどんなことでもできます。」

                                  (マタイ19:26)



 イエス様は、伝道について言われました。「あなた方は、ただで受けたのだから、ただで与えなさ

い。」
(マタイ10:8) すなわち、ギブ&テイクではなく、ギブ&ギブです。福音は世に与えて

いくものです。ですから、受け取って下さいという心で伝えます。私たちは、どうしても相手にすぐ 

結果を求めてしまいがちです。だから、対立と押し付けと、おびやかしになりがちです。しかし、

「伝道とは、与えて、返ってくるためにしない。」この心で伝えて行くのです。この心は、私たちの

「空っぽの器」の心でもあります。「キリストのために生きるとは、自分のために生きない。」

すなわち、ギブ&ギブです。たとえ裏切られても、与え続けていく純粋な心は、イエス様の心です。


この心に立った人は、同時に、神様から来るものは、大胆に受けていくこともできます。そこに後ろ

めたさを持つ必要はありません。家族の救いは、イエス様の兄弟もそうですが、針の穴をラクダが

通るよりむずかしいことです。しかし、「それは、人にはできないが、神にはできます。」だから、

私たちは、心を開いて、どこまでもギブ&ギブの心で伝えていきましょう。





                                    



     
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