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          2005年10月30日
 『前に向かって』 

使徒4章1節〜31節



@ 今朝は、ペテロの過去の失敗と四章の今を見ながら、前のものに向かってひたすら前進して

いく心について
学びたいと思います。


A さて、ペテロは、大祭司たちが集まっている真只中に立たされ、尋問されました。 ところが
               きぜん    いや
彼は、ひるむどころか大胆にかつ毅然と証し、癒された足なえの奇跡は、「あなたがたが十字架に

つけ、神が死者の中からよみがえらせた、ナザレ人イエス・キリストの御名によるのです。」と

証言しました。このペテロの大胆さは驚きです。というのは、以前の彼は、口だけの臆病者で、

十字架を目前にして、苦しみ祈っているイエス様を尻目に、眠りこけていました。その上、自分の

身も危ないと思った時には、三度もイエス様のことを「知らない」と裏切りました。もしこれで

終わっていたなら、網を捨ててまでイエス様の召命に従ったことは何の意味もなく、ただ弱い

敗北者で終わっていたことでしょう。しかしイエス様は、もう一度彼を回復させ、用いて下さった

のです。ここに、私たちへの励ましと希望があります。私たちもペテロと同じように弱い者であった

からです。



B では、そのために必要なものは何でしょうか。それは「主のために用いて頂きたい。」という心

の思いをはっきりと表していくことだけです。私たちの心にその願いさえあるなら、「汝の信仰の

如くなれ。」と言われた主は、必ず答えて下さるのです。
というのは、ペテロは「主を知らない」と

言った後でも、主の仲間のところから離れることはなかったからです。そして主は、彼を回復さ

せて下さいました。そんなペテロに働かれた創造主は、昔も今も変わらないお方ですから、今日も

同じように働いて下さり、神の御言は今日も、そのようになると信じる者たちを神はお見捨て

にはなりません。皆さんも、信仰を通してきたペテロと同じ者です。ですから、自信を持ってくだ

さい。ところが、そのような願いを持ちながらも、未だ自分の過去の失敗や弱さばかりに目を向け

て、自分を卑下し、ダメダと弱気な心でいる者たちがいることも事実です。確かに、自分の罪を

神の御前に認めて悔い改めることは必要です。しかし、そこに留まっていてはいけないのです。

弱さを認めているだけでは何も起こりません。かといって、「これからは命を懸けてやるぞ。」と、

気負えと言っているのではありません。ペテロは、ただ「見たこと、聞いたことを話さずにはおら

れません。」という心だけでした。しかしその後で、ペテロは、留置場に入れられるはめにあいま

した。しかし、釈放されたとき、「今、彼らの脅かしをごらんになり、あなたの聖なるしもべイエス

の御名によって、しるしと不思議な業を行わせてください。」と祈ると神はそれに答えられ、

一同は、聖霊に満たされ神のことばを大胆に語りだしたのです。


C 
私たちも、ただ自分の弱さを見ているときではありません。大事なのは“今の信仰だけ”で

す。“今”どうあるべきかです。今主のために生きる者は、後ろのものを忘れ、ひたむきに前のもの

に向かって歩みます。
ペテロ、パウロ、ステパノたちが特別なのではありません。私たちも同じ立場

にある者です。また、彼らを用いられた神は、私たちが信じ、依り頼む同じ神です。

この神が、私たちをも用いてくださると信じ、感謝しましょう。
 

                                    



     
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