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2004年 NO.45

             
『祈った通りに』   
  


      イサクは激しく身震いして言った。・・・
  
   『おまえが来る前に、私はみな食べて、彼を祝福してしまった。それゆえ彼は祝福されよう。』

                              (創27:33)
 

 エソウは父のことばを聞いて大泣きしました。しかし、すべては遅かったのです。弟のヤコブが

だまして祝福を横取りしてしまったからです。しかし、イサクはヤコブがだましたと知った時、

祈り直せば済むことだった。しかし、イサクはエソウに「わが子よ、お前のために、私はいったい

何ができようか。」と言いました。これは祈り直せば済むという簡単な問題ではなかったようです。

祈りとは、それだけ確かなもので、神様の前にささげられた祈りは、その通り聞かれるのだということ

です。
すなわち聖書には「のろってはいけない」とあるのは、そのためです。

神様は、私達の祈ったことを言葉の上だけのこととは見ないで、それが人の心から出たことと見て

おられるのです。ですから、私たちが疑いつつ祈れば、その疑いの通りになる。しかし、本気で祈れば、

そのとおりに成るのです。


 私たちは、神様の前に信じて祈ったことは、その通り成ると感謝しつつ、確信をもって祈っていき

ましょう。



                                    



     
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