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2004年 NO.44

             
『霊のいけにえ』   
  

      「あなた方も・・・聖なる祭司として、イエスキリストを通して、

           神に喜ばれる霊のいけにえをささげなさい。」(Tペテロ2:5)    



律法の時代では、民は祭司を通して、「神に喜ばれる全焼のいけにえ」をささげていました。その時代

は、 仲介者なしには、 決して献げることはできなかったのです。

 しかし新約時代に入って、イエス・キリストを信じる者はみな、自分自身が聖なる祭司として「神に

喜ばれる霊のいけにえ」をささげることができる者とされたのです。この霊のいけにえは、小羊の犠牲

ではありません。キリストがご自身を献げられたように、私たちも、自分自身を献げるのです。ですから


旧約時代のように形だけのものではなく、心の伴った真心の献身こそが霊のいけにえです。 私たちに

とって、形だけの献身は過ぎ去りました。 今こそ、心の伴った犠牲をもって、一人一人が自分自身を

ささげ、神に喜ばれる霊のいけにえとなっていきましょう。



                                    



     
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