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2004年 NO.40

             
『完全に大人になった信仰へ』   
  


  「『あれは私の妹です。』と答えた。リベカが美しかったので、リベカのことで、
  
    この土地の人々が自分を殺しはしないかと思ったからである。」   (創26:7)



 イサクは、リベカのことで「自分が殺されるのではないか」という不安を、信仰によってへし折る

ことができませんでした。そのため、妻を妹と偽って自分を守る、卑劣な行為をしてしまったので

す。ここに神を信じ切れないイサクの心の弱さがありました。このことは、信仰の人、アブラハムも

同じでした。人は始めから、完全な信仰を持っている人はいません。このような恥をかいて、その信

仰が正されていくのです。
そして、神様の前に「一杯の食物のために、長子の権利を軽蔑するような

ことはしていけない」ということを学び、不信仰と疑いを自分の意志で、へし折って退ける完全な

信仰を学んでいくのです。すると、アブラハムのようにイサクさえ主に献げるという『完全におとな

になった信仰』(エペソ4:13)へと導かれていくのです。
私たちも、幼子であった不信仰の時代

から、大人の信仰へと導かれてきました。
今こそ、自分の意志を用いて不信仰をへし折り、マジに

信じていく生きた信仰の証しを表わしていきましょう。信じる者の上に働く、神の偉大な力を見る

ために!



                                    



     
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