『私はちりや灰』
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「私は、ちりや灰にすぎませんが、あえて主に申し上げるのをお許し下さい。」
(創世記18:27)
主は、「50人の正しい者を町の中に見つけたら、その人たちのために、その町全部を許そう。」
と言われました。ここからアブラハムの50人から10人までに減らしていく真剣な祈りが始まってい
きます。その相手は絶対の権威者ですから、自分勝手な感情をぶちまけて、お願いしても駄目で
す。アブラハムに高慢な態度があれば、簡単に退けられてしまうでしょう。ですからアブラハムは、
ただへり下って求めていきました。「私は、ちりや灰に過ぎませんが、あえて主に申し上げるのをお
許し下さい。」と。このアブラハムの言葉から分かるように、私たちも本気で信じて祈り求めるな
ら、最大限へり下ってお願いしていくべきです。しかし、「どうせ聞かれないやー」と思って祈る
祈りは、心を高くしているのです。神はへり下る者に恵みを与えて下さいます。不信仰な高慢を退け
ていきましょう。
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