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2013年 NO.470 |
『生命の本質は物質的か、非物質的か』 |
生物にとって共通していることは、すべての生物はDNA情報を持っており、その情報は 非物質的なものであるため、生命の本質は、物質的な体の部分と、非物質的な情報の 部分を持ち合わせていることが分かります。 従って、物質は、非物質を生み出すことはできないという自然法則の定式化によって、 人間の基礎的部分である非物質のDNA情報は、非物質的なものによって生み出されていると 言えます。ですから、人の体を構成する物質があっても、非物質的なものによって情報が 与えられなければ、物質だけでは、生命は生み出されることはありません。 すなわち、進化論的な生物学者や、分子生物学者の唯物論的な見方だけでは、生命は生み 出されることはないのです。そこで、観察と実験を通して明らかにされた次のような 定理が存在します。定理:生命という現象は、情報と同様に非物質である。 この定理から、今日、ある惑星か、その衛星において水、または炭素化合物が発見されて も、すぐそこに生命の発生した可能性があるという機械論的な考えは成り立ちません。 なぜなら、生命という現象は、単に化学物質の混合の結果ではなく、非物質としての 情報が存在しなければ生命は誕生しません。このことは、情報の背後にある知性的発信者の 存在が否定できないということです。 ですから、「初めに絶対主は、諸々の天と、この地球を創造し、・・・絶対主は自分 のかたちに人を創造された」(創1:1、1:27)と聖書に記述されている内容は、 めいせき 私たちの命についての本質について、明晰な情報を与えてくれるのです。 生命が存在するとはいえません。 |
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