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2013年 NO.449 |
『理論と法則の違い』
多くの自然法則は、それらが観察された初めの時点では、果たして、それが自然法則と 言えるかどうかは、断定できないものでした。 例えば、アインシュタインは、1905年に時間と空間に対する相対性の考えを、理論 として発表しました。ところが、それが実証されたのは、1919年になって測定された 天体の位置関係によってやっと検証されたのです。その数値は、彼の計算と、実際に 行われた測定とが、驚くほどに一致していました。ですから、今日では、相対性理論は 十分正しいことが認められています。(重力の場における光の屈折、重力レンズ、重力の 場における光の赤色偏移等の検証によって。)それ故に、相対性理論は、もはや理論では なく、自然法則の1つとなりました。 しかし、その正しい名称は、「相対性法則」では なく、なお習慣となった名前の「相対性理論」の名が、そのまま使われています (ヴェルナー・ギット博士、「初めに情報ありき」より)。 そこで、この相対性理論に基づいて、宇宙創成時の膨張速度が、光速に限りなく近い 速度であったと考えた場合、宇宙時間137億光年という広がりが、地球時間の 6000年となります。(クリエーション・リサーチ 2009年12月会員の広場より) すると、聖書を文字通りに解釈する宇宙の年齢と矛盾はしない結果が導かれます。 ですから、今日の自然科学の法則は、より聖書の記述に近づいていることになります。 「わたしは万物を造った主だ。わたしひとりで天を張り延ばし、ただ、わたしだけで、 地を押し広げた。」(イザヤ44:24)と言われる創造主が6日間で天と地を完成され たことは、決して神話ではないことが自然界の科学によって明らかになってきている のです。 |
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