進化論の象徴的シンボルは、4つあります。
@ミラーの実験 Aダーウィンの系統樹 Cヘッケルの胚 C始祖鳥の失われた環。
これらの象徴の1つとして、第一のミラーの実験は、今日の科学者の間で、実験の重要性を認める
科学者は皆無です。なぜなら、原始地球の大気は、ミラーが想定した大気構成ではなかったから
です。
ミラーは、水素とメタンとアンモニアと水蒸気からなる混合大気を使用しましたが、
今日の最新の科学者の見解は「水素は宇宙に漏れ出たはずであり、原始大気の中には、水素は
ほとんど存在せず、代りにCO2、窒素、水蒸気から構成されていた。」という仮説が大勢を
占めています。
そして、これらの大気からは、生命の前段階となる有機分子が、仮に作り出せても、
それはタンパク質や胚を焼き殺してしまい、生命の起源となる第一歩は、踏み出せないからです。
又、仮に100歩ゆずって生命を構成する有機分子が出来ても、タンパク分子となるためには、
正しい種類の、正しい数の、正しい配列の分子が生成されなければならず、それらは、又正しい
情報のDNAを持たなければ、必要なだけの細胞を作り出すことができません。これらが、全て、
驚異的に成し遂げられるとするならば、物理学者が、「石を手から離して、それを重力に逆って
月に届かせられるかどうかの実験を成功させることと匹敵する」と言われているのです。
これは、不可能です。
今日、生命の起源を説明するために、実験的証拠をもって裏付けることは、無理です。
だから、生命の起源を自然の作用で説明することなど馬鹿げていると、
無神論者の分子生物学・細胞生物学の博士、ジョナサン・ウェルズが証言しているのです。
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