私たちは、普段当たり前のように目で物をみて、色を楽しんでいます。私たちが見ている
ものは、実は物に反射した光で、これを視細胞がキャッチしているのです。視細胞には、明暗を
感じる竿細胞と色を感じる錐体細胞があります。目のしくみは非常に高性能です。電磁波のうち、
見える波長のものを光と言いますが、1万分の4ミリ〜8ミリのごくわずかな波長を視細胞は
キャッチしているのです。また、この世界には色は無限に存在します。錐体細胞もそれだけ
種類が必要だと考えてしまいます。ところが、実際は「赤・青・緑」をキャッチする三種類の
細胞しかないのです。というのも、すべての色は、「赤・青・緑」の三つの光を混ぜることで
作られるからです。どうやって目は、三種類だけでいいと見極めたのでしょうか?
さらに、単に目や光があるだけでは見ることも色を知ることもできないのです。光を受けている
物質が、光に反射できる性質を持ち、さらにある波長だけを選んで反射するということができ
ないといけないのです。これら、すべての条件が揃わないと、いくら目のすばらしい仕組みが
あっても意味がないのです。これは、もはやすべてを知り尽くした方が、知恵をもってトータル
で設計された代物としか言いようがありません。私たちが最も感動する色は、自然界の色です。
朝日に感動し、夕日に涙する。こんな感動あたえられる色を創られるお方は、どんなに豊かな
心をお持ちの方でしょうか。感動もって生きていけるように、そこまで考えて私たちの命を
仕組んでくださった。この方にあって初めて私たちは生きていけるのです。命の創り主に
感謝し、へりくだって、この方の真理の中に歩んでいきましょう。
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