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2008年 NO.269




『耳のしくみついて』

ー私の命の尊厳を知るためにー






 耳から入って来た音は、鼓膜→耳小骨→蝸牛→蝸牛神経の順に伝わり、電気信号となって脳で

音として理解します。この耳の仕組みは、音というものがどういう性質を持っているのかを

知り尽している方でなければできません。すなわち、音は波であって、伝える媒体がないと

伝わらないからです。その媒体は、空気であったり、水であったり、鉄であったりします。

月には、空気がないので、普通に喋っても、伝わりません。すなわち、音とは、一般的に空気の

振動によって伝わる波で、音の大きさ、音の高さ、音色の違いは、音の波の違いによって

起こるのです。そして、この音の組み合わせによって言葉として理解し、又音楽として理解して

人間の心を楽しませてくれるのです。私たちの耳の仕組みのすばらしさはもとより、空気が

いろいろな波を表現できるようになっていることがすごいことです。これは、当り前と思って

いたことが当り前ではない自然界の仕組みと、それを知り尽して、音をキャッチする耳の仕組みを

創り上げる創り主の仕業でなければあり得ないことです。


あなたの命の創り主の偉大さを覚えて下さい。




                     「大自然の不思議発見」堀越暢治著より


                   
              



     
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