化石の出てこない一番下の地層を、進化論では先カンブリア紀と呼んでいます。
そして、そのすぐ上のカンブリア紀の地層には、化石がおびただしく現れ、先カンブリア紀
と重なっているタピーツ砂岩層は、大洪水の初期に起った混濁流のすさまじさを物語って
います。決して、進化論の言うように、静かな海で出来たものとは到底考えられません。
又古生代の地層と言われる ココニーノ砂岩層では、かつて砂漠の中で何千年もかけて砂が
堆積してできたと考えられていましたが、ココニーノ砂岩層の中にある斜めに出来た層を
剥して現われた地層の上に、ハ虫類とか、両生類の足跡がみられます。その足跡の出来方を
科学者が調べたところ、水中で出来た足跡と似ているというデータが見られました。
決して、乾いた地層の上に出来たものではなかったのです。又、両生類とかハ虫類の足跡を
調べて見ると、本体の化石の出てくる地層より足跡の化石は下の方から多く出てくることも
分りました。それは、洪水で動物が逃げて足跡がつき、その後、死んだということが分って
きます。これは、グランドキャニオンに見るノアの洪水の様相を垣間見る痕跡であったと
推察されます。進化論では、足跡と本体の化石の間に何千万年という開きが出てくることに
なり、ミステリーとしか言いようがないのです。(次回ご期待あれ!)
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