@ 今朝は、私たちの教会に与えられているビジョンと、それに伴った主の約束の言葉を考えて
行きたいと思います。
A さて、ステパノの殉教を契機としてエルサレムから散らされていった信徒たちは、
御ことばを宣べ伝えながら諸地方を巡り歩きました。そこでは、御ことばに伴うしるしが
起こり、人々は弟子達が語ることに耳を傾けました。その結果、その町には大きな喜びが起こった
のです。実に、これこそ私たちが願っていた働きです。この春日井の町に主のみ業が表され、
この町全体に大きな喜びが起こってくることが願いだからです。主は、今年一年間、その備えを
してくださいました。
先ず、教会あげてアメリカにあるクリエーションミユージアムに行くことが出来、グランドキャ
ニオンをこの目で見て、創造のみ業を確認することが出来ました。また、これまで祈ってきた祈り
の一つ一つが答えられてきました。その中に、念願だった墓の購入があります。そしてさらに、
大きなビジョンが示されたのです。それは、開拓伝道を始めようとした時に与えられた約束の
みことばとピタッと合致する、バイブルランド構想です。
B では、これらのビジョンと、開拓伝道の初期に与えられた約束のみ言葉に、目を向けてみたい
と思います。私たちはこれまで、実物大のノアの箱船造り、その中にバイブルミュージアムを造り
たいと願っていました。そこで、ミュージアムのイメージを掴むために、大阪にあるユニバーサル
スタジオに行ってきたのです。そこで、見て思わされたことは、「聖書が真実であることを表す
のには箱船だけでは足りない。」USJように、「創世記から黙示録までの聖書の世界を、映画の
スタジオみたいに体感できるものを造りあげていきたい。」と思ったのです。それは、目で見える
形で主を証ししていきたいからです。言うなれば、「バイブルランド構想」です。こんな少ない
人数で・・・と笑われるかもしれませんが、これは、私たちの自分の力で始めることではありま
せん。主が成し遂げて下さるのです。創り主は、何もないゼロの状態にご自分の創造物を置かれ
ました。しかも、私たち人間が住むための全ての環境を、完璧な形でお造りになりました。
太陽からの地球の位置(距離)も、地球の大きさも、その中の全ての自然環境も、人間が住み、
生きていくためには完璧なものでした。実に秩序に満ちています。物質を形成する極小の素粒子で
さえも、秩序に満ちているのです。もし偶然に出来たのなら、そこにあるのはタマタマであり、
秩序もなく、法則も成り立ちません。しかし、この全知全能の主に不可能はありません。
私たちは、ちっぽけな自分の力に頼るのではなく、この主に頼って始め、主によって成し遂げたい
のです。
B この構想は、突然与えられたものではありません。
この地で伝道を始めるとき、申命記7,8章を通して語られた約束です。「こんなチッポケな自分
がこんなに大きな祝福を頂けるなんて・・・」と思いましたが、これからそれが実現しようとして
いることを、聖霊様が語って下さっているのです。これまでの苦しみや試練は、私たちの心の内に
あるものを知るためでありました。そんな苦しみの中にあっても、私たちの着物はすり切れず、
飢えることなく主に支えられてきました。全て主の語られたとおり(8章)でした。そして主は、
今年、これからのための備えをして下さったのです。
C 教会に与えられた約束の御ことばは、必ず成就します。そして、この町に大きな喜びの声が
上がるために、見える形で人々に証しをして行けたら、なんと幸いでしょうか。
霊的な基礎を持った皆さんが、この祈りとビジョンを共にし、主が成し遂げて下さる御業を信じて、
進んでいきましょう。 |