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 病気の治る仕組みは、体中に張り巡らされたリンパ管のところどころにT細胞とB細胞の
 
 たまり場となるリンパ節(リンパ腺)が600箇所もあり、そこで捕えて外敵を殺します。
 
 この時、外敵かどうかを判別する仕組みが体に備わっています。それはヘルパーT細胞が、
 
 自分と同じマークのついたものとそうでないものを見分けて排除し、外敵から体を守っている
 
 のです。又、呼吸は肺胞の回りに毛細血管が張り巡らされ、酸素と二酸化炭素のガス交換によって
 
 行われます。その肺胞の数は6億以上あり、その表面積をたすと、畳36畳分にも及び、
 
 約80cc位の血液が一瞬にして、ガス交換が出来る仕組みになっています。
 
 なんという驚くべき仕組みでしょうか? このガス交換を行う赤血球は、人間の体に20兆個も
 
 入っており、それを一列に並べると、地球4回りもするのです。人間の体の仕組みは、偶然に
 
 出来る程、単純なものではありません。この複雑な仕組みは、DNAという設計に基いて造られて
 
 おり、このDNAが初めに完成していなければ、いくら自然が試行錯誤を繰り返しても、全てが
 えいち
 トータルで造られなければ生存できません。人間の命は叡智に富む造り主がいて、初めて存在する
 
 ものなのです。
 
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