『神の奇しい摂理』
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使徒行伝の全体像から浮んでくる真理は、神様は、いつもきちんとした摂理をもって導いておら
れるということです。パウロさんへの神の摂理は、異邦人伝道に遣わすにあたって、ステパノさんの
事件から回心へと導き、ペテロさんを通して異邦人伝道の門戸を開き、ダマスコで訓練しておいた
パウロさんを異邦人伝道に遣わされるということです。そして、パウロさんの異邦人伝道が無駄に
ならないため、エルサレム会議にて、救いは律法によらないことを明らかにしていかれる。こうして
神様の摂理は、パウロさんを異邦人の中心地ローマにまで、遣わされるのです。
このように人が用いられていく全ての中に、神様の奇しき摂理が働いているのです。私たちも目に
見えない神の奇しき摂理の中で導かれていることを信じ、平安の中で、主の働きを続けていきま
しょう。
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