聖書に出てくる5人のヘロデ王は、皆、悪名高き王たちです。イエス様の誕生に関るヘロデ大王、
主の十字架に関るヘロデ・ヘロデアンティパス、使徒ヤコブを殺したヘロデ・アグリッパT世、パウ
ロを尋問したヘロデ・アグリッパU世と、彼らはユダヤの王でありながら、いつも神の敵となり、
クリスチャンを迫害してきました。それは、神に立てられず、自己推薦による王だったからです。
しかしながら、イエス様も、パウロも、その王を恐れず、神の御心の道を歩みました。それは支配者
を恐ろしいと思うのは、良い行いをするときではなく、悪を行うときです。益を与える神のしもべ
は、支配者を恐ろしいとは思わなかったのです。私たちも世の権威を恐れたくないなら、神の御心
の中を歩んでいきましょう。
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