使徒行伝の学びを通して、パウロさんの手紙がいつごろ書かれたのかが推察され、その個々の手紙
の背景が分かってきます。これによって聖書の内容が点から線につながってきて、立体的な理解が
可能となってきます。たとえば、コリントの手紙は、パウロさんの第三回伝道旅行の途中、エペソ
で第Tコリントの手紙を、次のマケドニヤでUコリントの手紙が書かれていることが分ってきます。
すると、第三回目の伝道旅行の帰りにマケドニヤとアカヤを通ってエルサレムに戻ろうとする背景
が見えてきます。使徒行伝を読みながら手紙を読んでいけば、一層、御言の理解が深まってくると
思います。
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