使徒行伝の期間は、およそ30年間であり、その内の半分がパウロさんの15年間の働きで占められ
ています。そしてその15年間で、福音の基礎が築かれ、今日まで キリストの福音が宣べ伝えられ
てきたのです。ですから、使徒行伝の内容こそが、福音の真髄であり、福音そのものなのです。
それは、今日まで変わりません。それが使徒の時代と今日の教理が違うというのは、おかしなこと
で、私たちが聖書に書いてあることは、今日も起こると信じて証ししていくことは、正しいことなの
です。ちなみに、聖書が完結したため、使徒行伝と同じことは、今は起こらないというのなら、
私たちは、何を信仰の基礎にしたらいいのでしょうか。聖書に記されていない勝手な教理には、
心を向けなくてもよいのです。
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