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2004年 NO.52

             
『神様一筋で生きる』   
  


 「わたしはベテルの神。・・・さあ、立って、この地を出て、あなたの生まれた国に帰りなさい。」

                              (創31:13)
 

 ヤコブにとって20年間の生活は、神様から見離されたような年月であったように思われます。

ヤコブは、ラバンの羊の群れのために一生懸命働いてきました。しかし、幾度も報酬を変えられ、
あざむ
欺かれてきたのです。しかし20年前にベテルでヤコブに現われた神は、「ラバンがあなたにしてきた

ことはみな、わたしが見た。」と言われたのです。神様の目にあらわにされていないものは1つもなく、

ひとたび神様の御手が動き、「帰りなさい。」と言われたとき、人間(ラバン)が、いかにそれを阻止し

ようとも、全能の神は、ヤコブを守られます。すなわち、一坦神が事を起こされると、全ては、御心のままに

なるのです。すなわち、ヤコブの20年間も、決してムダになることはなかったのです。

だから、
わたしたちはどんな苦労があろうと、神様一筋で生きていくのです。私たちは、神の中に生き、

動き、生かされている者なのですから。


 



                                    



     
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