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2004年3月28日 |
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「神の愛に答えて」 |
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ヨハネ黙示録13章 |
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@ 今朝は、患難時代に起こってくる出来事に目を留めて、神がクリスチャンに願っておられる 御心を学びたいと思います。 A さて、神が黙示録を与えられたのは、人間に対してことさらに不安と恐怖心を与えるためでは ありません。「この預言のことばを朗読する者と、それを聞いて、そこに書かれていることを心に留め る人々は幸いである。」とあるように、多くの苦難と世の滅亡の後には新しい天と新しい地が現れ、 救いはイエス様にしかないことが分かるからです。このイエス様にこそ私たちの希望がありま す。ですから、全てのものの創造主であられる神の御心の中に歩むことが、人間にとって最大の幸せ なのです。しかし、世界を支配することになる獣(偽キリスト)には、「聖徒たちに戦いをいどんで 打ち勝つことが許され」るのです。これは、殉教する者たちが起こってくることを意味しています。 そのような中にあって、「イエスに対する信仰を持ち続ける聖徒たちの忍耐はここにある。」とある ように、最後までイエスの名を拒まず、忍耐して信仰を全うしてこそ勝利と幸いを味わう者となる のです。 B では、この患難の中にあって勝利を得る秘訣は何でしょうか。 患難時代には、666という獣の刻印を押していない者は、売ることも買うこともできませんから、 食べるという生活権を一切失ってしまいます。そのような中に置かれたなら、最後まで信仰を全う することは、難しい事です。私たちは、自分が弱く不完全な人間であることを痛感しているからで す。しかし、私たちは七年間の患難時代を通る可能性があるのですから、その心構えが必要なので たちう す。そのためにはまず、自分の肉の力では太刀打ちできない相手であることをはっきりと自覚しなけ わずら ゆだ ればなりません。だからこそ神の前にへりくだった心が必要であり、一切の思い煩いを委ねる信仰が 必要なのです。そうすれば、私たちを「キリストにあってその永遠の栄光の中に招き入れてくださっ た神ご自身が、しばらくの苦しみのあとで完全にし、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださ る」からです。この御言を信じなければ自分の力で戦うことになってしまいます。ですから私たちに らしんばん 必要なのは、神の御言をそのまま信じる信仰です。御言が永遠の御国への羅針盤だからです。 その御言は言います。「地に住む者で、ほふられた子羊のいのちの書に、世の初めからその名の書きし るされていない者はみな、彼(偽キリスト)を拝むようになる。」と。つまり、キリストの血によって あがな 贖われた者たちは、拝みたくないし、拝めないのです。神の選びの確かさが、永遠の命の中へいれて くださるからです。 C 私たちは、殉教していくのか、それとも生きたまま主のもとに携挙されるのかは分かりませ ん。いずれにしても、主に在って死んだ者たちは全て白い衣を与えられ、素晴らしい賛美を子羊に ささげることが出来るのです。それは自分の力ではなく、イエス様の血の贖いの故です。 それは神の一方的な恵みです。この神の愛に対して心で答えていきましょう。 心を尽くすクリスチャンとなって、信仰を全うしていきましょう。 |
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