『カナンの風習の中で』
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「彼女たちはロトに酒を飲ませ、姉が入って行き、父と寝た。」(創世記19:33)
これは、不敬虔な町ソドム・ゴモラにあったカナンの風習を(レビ18:1〜18)、ロトの娘
まね わざわい
たちが真似、子孫を残そうとした記録です。しかし、このことはロトの子孫に禍を残しただけで、決
して益とはなりませんでした(ゼパニア2:8、9)。もし、親であるロトが信仰的な人で、幼い頃
から主の教えに従って歩むように、娘たちに正しく教えていたら、娘たちがこんな狂気に至ることは
なかったでしょう。
このことは、今日も、カナンの風習の中にあって生きている、私たちにも言えることです。
子供たちが教会に行っているから大丈夫だと考えてはいけません。子供たちは、ソドム・ゴモラの風
習の中にいつも身を置いているのです。そして、その風習に合わせないと友人もできないし、遊ぶ
こともできない中にあるのです。そんな子供たちに「まだ信じていないから、仕方がないだろうー」
と言っていたら手遅れになるのです。
親は主の教えを家庭にあって、確信を持って教えていくべきです。天皇家の子供たちがワルになった
話は聞いていません。それは皇室の教育は、幼い頃から徹底しているからです。私たちも、主にあ
る教育を、幼い頃から徹底していきましょう。子供たちはカナンの風習のど真中にあるのですから。
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