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2020年 NO.717


絶対主の計画とルシファーの妨害


 

絶対主がご自身の計画を実行されようとする時、絶対主は教会に不和が起こら

ないように「教会全体の一致」に気を遣われます。なぜなら、教会を通して絶対主が

事を行われようとするとき、必ずルシファーの妨げが起こってくるからです。

それは、「全世界を惑わすルシファーが、天での戦いに敗北し、自分の時が短いのを

知り、激しく怒って地に下ったからです。そして、イエスキリストの証を保っている

者たちに対して、戦いを挑むために出て行ったからです」(黙12章)。だから、

ルシファーが絶対主の計画を妨げ、妨害しようとします。その時、ルシファーの妨害

のやり口は、クリスチャン一人一人に罪の自覚を曖昧(あいまい)にさせ、自分の義に頼らせて

「悔いし砕かれた心」に向かわせず、クリスチャンが前向きに戦っていく力を()

させ、教会を閉塞状態にすることです。そうなれば、絶対主の計画は進んで

いきません。これこそが世界中の教会に起こって来たことです。ですから、教会全体

の一致を保てず、クリスチャン一人一人が素直に従う心をなかなか持てなかったの

です。 


 
では、どのようにすれば教会は回復し、一致を持つことが出来るのでしょうか?

それは、私たちの自分の思いや、自分の考えに立つことが間違いであることに気づく

ことです。それは、ここにルシファーの罠が(ひそ)んでいるからです。それは

どう言うことかと言いますと、人間は、いつも「自分の思い通りにしたい」という

気持ちを自分の権利とします。また、素直に「人に言われた通りに従うこと」も

出来ません。これは、ルシファーが人間に入れ込んだ罠です。ルシファーは、自分が

まず「自分の思い通りに絶対主の上に立とう」として、絶対主に逆らって地に落とさ

れました。そして、自分の考えを改めようともせず、エバにも「善悪を知る木の実」

を食べさせ、罠にかけたのです。それ以来エバの子孫は、「自分で善悪の判断をし、

自分の考えに拘り(こだわ)、自分の思い通りにしたい」と考え、絶対主の権威に逆らう

ようになったのです。なぜなら、人の知性がその人の偶像になったからです。

そして、その罪が(のち)「人間の意志は堕落し罪に落ちたが、知性はその影響を

受けなかった」
というトマス・アクィナス(1225〜1274年)の聖書解釈と

なり、人はその考えを受け入れてヒューマニズムに陥り、自分の考えに頼ることが

当たり前になってしまったのです。しかも人間は、「自分の考えこそは誰にも譲れ

ない権利」とさえ、思ってしまったのです。
この心は、現在のクリスチャンにも

及んでいます。だから、どこまでも親の権威、年上の権威、教師の権威、牧師の

権威という、絶対主から与えられた権威に素直に従うことが出来なくなっています。

こうして、人間は自分の考えから離れることが出来ず、権威に 服することが

出来ないのです。これでは、絶対主はご自分の計画をスムーズに運ぶことができま

せん。


 ですから、絶対主は、人が「砕かれた心」をもつことを願っておられるのです。

その為に必要なことは、「絶対主の立てられた権威に素直に従うことが正しい」と

いうことに、目覚めて欲しいのです。「自分の考えに(こだわ)っていた原因は、

ルシファーから来ていたものだ」と知って、素直になることが、(じゅ)(ばく)から

解かれる秘訣です。
上にある権威に素直になることは、絶対主の絶対的な()考え

ですから。


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