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2019年 NO.703


感情によらず、理屈に基づく信仰の在り方


 「理屈とは、一般には物事に関して筋道の立った考え方をいいます。」しかし、クリス

チャンの場合、「人間の都合で考えた理屈が正しい筋道ではなく、絶対主の御心に従う

ことこそ、正しい筋道であり、理屈に基づく信仰なのです。」だから、クリスチャンに

とって感情に基づく信仰ではなく、理屈に基づく信仰の在り方こそが重要になります。

何故なら、理屈は感情に先立つべきだからです。しかし、多くの場合、感情が理屈に

先立っているのです。エバが最初に罪に陥った時、エバは理屈によって悪魔に(そそのか)された

のではなく、感情に訴えかけられて悪魔に(そそのか)され、悪魔の策略に乗って「食べては

ならない」と言われていた絶対主の戒めを破って逆らったのです。それ以来、感情に入り

込んだ悪魔の考えに縛られ、絶対主に逆らって行く思いから抜け出せなくなってしまった

のです。それは、自分の意志で悪魔の(そそのか)しを入れた為、その感情が悪魔からのものか、

自分自身の感情なのか区別できなくなり、心の中で一体となってしまったからです。

ですから、心から湧き出る反抗心が、理屈を超えて先立ち、自分の心が自分で思うように

ならず、いくら自分が悪いと思っても感情に支配され、素直になれないのです。これこそ

が、罪人の性質そのものです。それが、今日の私たちの内に起こっている現実です。

エバの場合、冷静に考えれば、絶対主の考えは明白で、「食べてはならない」と言われて

いたことだけです。しかし、その戒めを破ってしまった理由は、絶対主の考えに基づか

ず、ただ悪魔の騙しの言葉に乗せられて、「目が開かれ、絶対主のように善悪を知るもの

になる」と、エバの感情が喜ぶような誘い掛けに乗ってしまったことです。しかし、これ

は絶対主が「それを取って食べてはいけない。また触れてもいけない。あなた方が死んでは

いけないから」と言われていた事とは正反対の言葉でした。ですから、エバは、絶対主の

言われた理屈を超えて、自分の感情によって、
「如何にもおいしそうで、目を引きつけ、

賢くする木の実」を食べてしまったのです。


 
皆さん、この愚かさは、実に私たちの生活の中に入り込んでいます。そして、人間が

この罪の中に如何に簡単に入り込んでしまうかが分かります。それは、人間が理屈に基づ

かず、感情に走ってしまう者だからです。そこで、一旦悪魔の感情に()まると、それ

が悪魔からのものであるのか、自分の思いであるのかさえ、分からなくなるのです。

なぜなら、自分の自由意志を働かせて決めたことだからです。この状態が罪人の姿です。

なぜなら、悪魔の思惑から離れなくなってしまうからです。 

 では、この悪魔の策略から離れるにはどうすれば良いのでしょうか?それは、自分の

感情がおかしいと思ったときに、すぐ、絶対主の側に立った理屈で考えることです。


すなわち、一般的には、「反省すること」です。しかし、反省だけでは、その感情から

離れることは出来ません。その感情から離れるには、間違っていたことを認めて、180度

考えを改め、自分の責任を曖昧(あいまい)にせず、ケジメを付けること
です。これを(いさぎよ)く実行する時、

悪魔が入れた感情から離れることが出来ます。なぜなら、自分が入れた感情は、自分が

追い出すまでは出て行きません。それは、ただ口先だけで「出て行け」と言っても出て

行くものではありません。正直に間違っていたことを認めて、潔く責任を取り、絶対主の

側に立った理屈に立ち戻ることです。それをせず、自分の弱さに流されていたら、悪魔に

騙され続けて行くだけで、心は晴れません。ですから、私たちは、サタンの騙しは理屈

ではないことを覚えるべきです。そして、感情によらず、理屈に基づく信仰のあり方

を始めだす為に、ご自分のカレンダーに自分の戦うべきタイトルを付けて下さい。

そして、感情に流されて、戦うべきものを見失わないようにして下さい。

すると、自分の取るべき責任が意識されて行くでしょう。始め出して下さい。

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