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2019年3月3日
『自分の考えを引っ込めて

第Ⅱコリント6:3~13


(起) 第Ⅱコリント6章4、5、8節の御言葉から、「絶対主の御心が分かったなら、自分の考え

を引っ込めて絶対主に仕えて行く」ということを学んで行きたいと思います。


(承)さて、先週から学んでいるように、私たちの命は驚くべき知恵と、全能の力によって創られた

仕組みを持っています。それは、DNAの中に隠されている情報が、決して偶然にできるような情報

ではないからです。ですから、私たちの命は、叡智に満ちたお方によって創られなければ、これだけ

の詳細な仕組みを作り上げることは不可能です。その叡智に満ちた方こそ、聖書は「創造主」で

あることを証言しています。そこで、
私たちの命が創造主によって創られた命である事が分かれば、

そのお方が私たちの命の所有者であり、その方が私たちの命の主権者だと分る筈です。


 それならば、
当然私たちはそのお方の御心に聞き従うのは、当たり前のこととなります。それが

理屈というものです。この理屈を私たち一人一人がそのまま心に受け止め、素直に絶対主に従って

行くなら、私たちは、絶対主の良き働き人として用いられていくでしょう。


(転) ところが、私たちは今なお「自分の命は、自分のものである」と言う強い意志の中で生きて

います。ですから、自分の思いが創造主よりも優先し、自分の考えが第一になっています。

それは、「自分の命を自分が創った命のように錯覚している」からです。しかし、私たちの命と

私たちの心は、決して自分の思うようにはなりません。自分の思うようにならないと言うことは、

この命は自分のものではなく、命を創られた方のものであるということは、「自明の理」です。

そこで、私たちはこの動かし難い事実の中に生かされた命なら、「絶対主の言われることには、

忠実に従って行く」という決断は、当然のこととなります。ところが、このことを頭では理解して

いても、「生まれたときから、自分の命は自分のものだ」と思って来た者にとっては、その習慣を

改めることは簡単なことではありません。なぜなら、頭では理解しても、自分の感情が付いて

行かないからです。しかし、自分の命の出所がはっきりした以上、自分勝手な論理は通用しません。

それを通せば、私たちの命は破壊され、滅ぼされ、捨てられるだけです。この理屈は、「人が死ぬ

ことの恐れを皆が持っている」という現実からも感じ取ることが出来ます。ならば、私たちは

しっかりとこの事実を受け止めるべきです。そして、絶対主が私たちを創られた以上、そこには

目的もはっきり存在します。即ち、人間にとって命は、二つと同じ命はありません。

私たち一人一人の命には本来の目的あり、創造主が創られたそれぞれの目的によって、生きていく

ように創られています。ならば、この命には意味があります。この論理こそが道理に適うことです。

これが分ると、私たちの生き方は、非常にシンプルになり、また命の使いどころがはっきりと見えて

きます。私たちの命は、決して「降って湧いたどうでもいい命ではない」のです。ですから、パウロ

さんが、創造主からの使命を自覚したとき、創造主に対して生きて行く生き方を一貫して貫き通し

ました。第Ⅱコリント6:4を 見ますと、「あらゆる面で、自分自身を絶対主のしもべとして

推薦しています」とあります。彼は、自分自身を絶対主のしもべとして自覚し、「絶対主の御心なら、

何が何でも行います」という堅い信念をもって生涯を閉じました。つまり、人生のどんな苦難と困窮

と行き詰まりの中でも、絶対主のしもべとして従い、
「どんな困難の中に置かれても、絶対主の

御心ならばやり遂げます」と言う意思を表した人
です。なぜなら、これがクリスチャンのシンプルな

生き方だからです。このようなわけで、私たちは自分の気持ちがどうであれ、自分の心は自分の

ものではないのですから、自分の思いと絶対主の考えを天秤にかけるようなことは出来ません。

私たちクリスチャンは、どこまでも絶対主のお考えに心を合わせ、絶対主の御心の中に生きて行く

のです。


(結) こうして、私たち一人一人が絶対主の御心によって目的を持って創られた命ならば、

私たちはどこまでも絶対主の使命に基づいて命を使い尽くして行くべきです。そうすれば、

人として命を与えられたことは冥利に尽きることでしょう。後はこの命を閉じたとき、絶対主の懐に

帰って行くのです。すると、私たちには「勝利を得る者」に約束された、新しい天と新しい地が

約束されているのですから、喜びを以て凱旋できるでしょう。どうか、この絶対主の御心が分かった

なら、自分の考えを引っ込め、
絶対主の使命の中で、命を使い尽くして行こうではありませんか。



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