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2017年8月20日

『光のある間に、絶対主に懸けていく
本気の心を抱いて、その生き方を始め出す』


ヨハネの福音書12:34~43


(起)   ヨハネの福音書12章34、35、36節の御言葉から、「光のある間に、絶対主に

懸けて行く本気の心を抱いて、その生き方を始め出す」ということについて、学んで行きたい

と思います。


(承) さて、34節を見ますと、群衆がイエス様に対して、「私たちは律法によって、

キリストはいつまでも生きておられる、と聞いていました。それなのに、どうして、『人の子は

高い所に上げられなければならない』と言われるのですか。いったい、その人の子とは、

誰のことですか」と、質問をしています。実は、「人の子は高い所に上げられなければ

ならない」と言われたのは、言い換えると、「メシヤは死ぬんだ!」と言われており、これは

「十字架の死を指しています。」 このことはイザヤの預言の中にはっきりと書いてあります

から、よく読めば、彼らもそのことに気付いたはずなのですが、彼らは、「メシヤというのは、

自分たちを救ってくれる解放者である筈だから、その解放者が死ぬ筈がない、もし死んで

しまったら、救い主とはなれないだろう」と思い込んでいました。だから、何度もイエス様が、

「わたしがメシヤである」と明確に語られても、彼らは信じなかったのです。そこで

イエス様は、「もうしばらくの間、光はあなた方と共にあります。光がある間に歩いて、

闇に追いつかれないようにしなさい。・・・光のある間に、光の子どもとなるために、光を

信じなさい」と言われました。すなわち、「わたしは、もうじきいなくなります。わたしが

いなくなったら、もうわたしから話を聞くことができなくなってしまうから、今こうして

語っているうちに、わたしの言葉を信じて受け入れ、わたしの言葉に従いなさい」と言われたの

です。


(転) 実は、これは今私たちの教会で語られている内容と同じです。今私たちの教会では、

「これからの働きのために一番大事なことは、心だ」と教えられており、「自分の頭で地上の

損得を計算して生きていてはいけない。」と教えられています。ですから、「絶対主に懸けて

生きて行く本気の心を表していくこと」を学んでいるのです。しかし、このような

メッセージも、いずれは聞くことができなくなります。だから、今メッセージを聞いている

うちに、「絶対主にあって生きて行く」という本気の心で始め出さないと、闇に追いつかれて

しまう時が来るのです。ところが、
ほとんどのクリスチャンは、日常の生活の中で、自分の

損得で生きています。
だから、地上的な利益や、自分の誉れに関心が向いて、自分の意識が

はっきりと天に向けられていないのが現実です。
このような緩んだ心では、天での永遠の世界に

価値を置けず、目先にある地上の損得に捕らわれて、キリストのために生きるということは、

頭だけの思いで終わってしまいます。しかし、その思いは、罪人がキリストによって救われた

者としての意識としてはふさわしくありません。私たちはどうしようもない罪人で、この地上

では何をやっても、結局は地獄に行くだけの者でした。しかし、そんな罪人を救って天の御国に

入れて下さる方がいらっしゃるということを知り、私たちはその方を信じたのです。ならば、

「もうこの地上のことはどうでもいい。天を目指して生きて行くことが本物の生き方だから、

ここにすべてを懸けて生きて行く」というのが、クリスチャンの生き方です。しかも、

イエス様は絶対主の御子でありながら、その立場をあえて捨てて、罪人を救うために本気で、

命を懸けて下さったのです。それを知った以上、今度は私たちが、イエス様に本気の心を表して

行くべきです。その心を表さず、外側だけでクリスチャンらしく見せかけても、それは絶対主の

前には通用しません。私たちは、今そのことに目覚め、本気で絶対主に懸けて行くという心を

表して行かなければ、その内、闇に追いつかれて、天の御国に入る道が途が閉ざされてしまうの

です。


(結) ですから、どうか、光のある間に、絶対主に懸けて行く本気の心を表し、その生き方を

始め出そうではありませんか。今このメッセージを聞いているうちに悟ることができなければ、

いつか闇に追いつかれてしまいます。
もし闇の中に入ってしまったら、即ち、患難時代に入って

しまったら、自分の方から絶対主に背を向け、逃げ出すことになってしまうでしょう。
だから、

今こそ、メッセージを通して語られたことを、そのまま信じ、そのまま行動に表して行く

チャンスなのです。逆に言えば、このチャンスを失ったら終わりだということです。どうか、

そのことを肝に銘じ、絶対主に懸けて行く本気の歩みを、始め出そうではありませんか!

 


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