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2016年 NO.551


 
恐れおののいて、自分の救いを達成せよ


  「信じる」ということは、信頼する者と信頼される者の「心と心の結び付き」から始まり

ます。しかし、この結び付きは裏切りによって消えてしまいます。実は、人の心の奥底に、

皆この裏切りの心が隠れ潜んでいるのです。それは、ルシファーが絶対主を裏切り、その罪の

心によって、アダムとエバに絶対主を裏切らせました。ですから、人の罪の根は、心の底に

ある裏切りの心です。
その心は普段、完全に心の底に仕舞い込まれ、自分の意識に昇って

こないように抑え込まれています。しかし、ひとたび自己保身が顔を出した時、人の正義感は

吹っ飛び、自分の財産や地位、名誉の安泰のために、人を裏切ってでも自分を守ろうとする

心が出てくるのです。戦国時代の世に決着をつけた関ヶ原の戦いでは、毛利輝元を総大将と

する西軍が、圧倒的に優位な勢力を保持していました。ところが、その総大将が軍を引き出す

のをためらっていたため、小早川秀秋が裏切りを決断し、一気に西軍が敗北しました。この

秀秋は、秀吉の妻の兄の子で、秀吉の養子となっていた者です。その秀秋は、小早川隆景

(たかかげ)の養子となって、毛利家の縁筋にありました。ということは、秀吉軍とは

切っても切れない関係にあり、総大将であった毛利輝元とも縁戚関係にあり、西軍の柱でも

あったのです。しかし、家康の調略(策略)に乗って、人の義の道を捨て、裏切りに走ったの

です。人の道には、筋を通す義というものがあり、最低限、人間社会の成立を保つため、

崩してはならない一線があります。だから、互いの信頼の上にあって生活が保たれています。

お金は、単なる紙切れです。しかし、その紙幣の価値を政府が保障していますので、安心して

物と交換します。しかし、差し迫った事が起った時には、その保障も水の泡となって消えて

行きます。その時は、国が崩壊する時です。同じように人も、信頼関係を御破算にしたら、

終ります。しかし、この信頼関係を絶対に切られないお方がいます。それは、絶対主です。

イエスキリストを通して結んで下さった契約は、絶対に切られません。しかし、それは

「私たちが裏切らなければ」という土台の上に立っています。ですから、私たちが一旦

「信じた心」は、たとえ命を奪われることがあっても、御破算にしてはいけません。
信頼する

者と信頼される者は、共に「心と心の結び付きの中にあります。」ですから、心の奥底にある

「裏切り」の心は、ダビデさんのように「まことに、私はそむきの罪を知っています。私の

罪は、いつも私の目の前にあります。」
とあるように、ルシファーの「裏切りの罪の根」を、

心の底に仕舞い込まず、自分の目の前に「恐れおののいて置いておくべき」です。そして、

その誠実さをもって自分の救いを達成して行きましょう。

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