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2016年8月7日



100%絶対主に従って行く心

ヨハネの福音書5:10~16


(起)「自分の感情、我を砕いて、100%絶対主に従って行く心」について、学んでいきたい

と思います。


(承) さて、ヨハネの福音書を読んでいく中で印象的なことと言えば、「イエス様は、徹底的に

絶対主に従って行かれたお方である」ということです。特に、今日お読みした5章では、

そのことがよく分かります。5章は、38年間病に苦しんでいた人の癒しについて書かれてい

ますが、イエス様が彼を癒されたのが安息日であったので、そのことに対してユダヤ人たちは

反感を持ちました。そこで、イエス様が繰り返し言われたのは、「安息日に癒すことは、父の

お考えであり、自分の考えで勝手にやったことではない」ということです。

5:19を見ると、「子は父のなさることを見て行う以外に、自分からは何事もすることが

できません。父のなさることであれば、子もすべてそのとおりにするのです」とあるように、

「自分は、父に遣わされ、父の御心を行うため来たのだ」という立場をイエス様はしっかりと

表しておられます。このことから、徹底的に父に従い、従属しているイエス様の姿勢がよく

分かります。


(転) では、私たちはどうでしょうか。イエス様でさえ、そこまでの従属の心を持って

おられたのですから、被造物である私たちは、尚更従属の心を持つべきです。私たちは、

創造主がおられることを知り、私たちの命を司る方がおられることを知りました。それが

分かったら、
「私たちは問答無用でその方に従って行くべきだ」となるはずです。ところが

クリスチャンの多くは、
創造論を学び、「進化論は間違っている。すべてのものは創造主に

よって造られ、創造主によって存在している」というところは理解します。しかし、「私たちを

造って下さった創造主がいるならば、その方に刃向かうことはできない。従うのが当然だ」

という理解には至らないのです。また、完全に従属することを受け入れようとしないのです。


それはなぜかというと、私たちの内に、
「従うことは負けだ」という心が染みついているから

です。今、世の中では民主主義が当然で、民を中心とした政治が行われ、「従う」という精神は

どんどん無くなってきています。逆に、「独立」の心を持つようにと勧められているのです。

私たちはこの世界に生まれ、自律して自分の我を出すことが当たり前となっています。

しかし、絶対主の前にその心は間違っています。私たち人間はどこまでいっても被造物

ですから、
絶対主から離れて自律し、自分の考えの中だけでは生きて行くことはできません。

それでもなお、私たちが人間中心、自分中心の心を持ち続け、絶対主に逆らって行くならば、

私たちの行くところは、(おの)ずと定まってきます。悪魔は、絶対主に逆らい、絶対主から

離れて独立しようとしたが故に、落とされたのです。だから、私たちの内にある、「従いたく

ない。自分勝手に思いどおり、気ままにやって行きたい」という思いは、まさに悪魔から来た

ものであり、それは不幸を生むだけです。本来、私たちは聖なる絶対主によって造られ、

「絶対主との交わりの下で生きて行く」という目的で造られたのですから、絶対主に従い、

絶対主に従属して行く生き方こそ、私たちにとって一番幸いな生き方なのです。


(結) ですから、私たちはもう自分流で生きて行くことをやめましょう。私たちは被造物

ですから、100%従って行くのは当然です。いくらクリスチャンであっても、その従う心を

持っていなければ、御国からは遠いのです。なぜなら、従う心のない者は、自分の我、自分の

感情を表して、絶対主に逆らい続けるからです。私たちはそうであってはいけません。

イエス様がどこまでも絶対主に従属し、従って行かれたように、私たちもどこまでも自分の我を

砕いて主に従って行くのです。もし私たちが、この従う心を肯定することができるようになった

なら、私たちの心は平安に包まれるでしょう。

どうか、自分の感情、我を砕いて、100%絶対主に従っていく心を持って行きましょう。 

 

 


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