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2014年 NO.500



自分のしたくない悪を行う惨めさ
ローマ7:19



  罪人100%の人間は、「自分にできない」と分ると、限界を痛感し、背を向けたく

なります。なぜなら、芯から罪人である自分自身と、この世界を支配する悪霊の影響を

受けている社会に住んでいるから
です。ですから、私たちは自分のすべきことも

「できない」と言って背を向けてしまう情け無い者なのです。

 しかし、そんな「ダメ人間」の私たちも、イエス様が100%贖って下さり、パラダイス

に行ける者として下さいました。それならば、こんなダメ人間でも、イエス様の為に出来る

ことは、1つでも2つでもして行きたいという思いにならないでしょうか? 

そこで、このように思える者となれば、これまで「ダメ人間」として甘やかして来た自分

を、なんとか「甘ったれ根性」を砕いて、イエス様の為に「なんとかして、役に立ちたい」

という心に立ち
、用いられて行く為に努力したいと思いませんか? 

すると、イエス様もそのような者を助けて下さり、成し遂げて下さいます。これが

分ったら、「出来ないと尻込み」するのではなく、子供の頃から染み付いている

「甘ったれ根性」を砕いて戦っていくべきです。その甘ったれ根性には、悪魔も働いて

いますので、強い根性で「なんとかしたい」という精神で、悪魔の妨げに立ち向かって

行かなければなりません。全てのことは、「しなければいけない」ではなく、

「やりたいから、やらせて下さい」に変えていくべきです。すると、弱い自分であった

はずが、知らない内に「できないと思っていたことも行っている」自分に気づくように

なります。「全部踏んばってやれ」と言われても困りますが、最低限踏んばるところは


踏んばって、主に従って行きたいと思います。
そうしないと、患難時代に入ったとき、

真っ先に逃げ出してしまう者となるからです。この地上にある内に、人間的にも、

霊的にも成長する者となって行きましょう。
     
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