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2012年 NO.415
  





キリスト教的家庭教育



  今日の教育法は「褒めて育てる」という考え方に立っています。しかし、このような今日の

教育方法には、たくさんの弊害も出てきています。それは、自分を褒めてもらわないと安心

できず、叱られると反発するような子供たちが多くなって来ているからです。

それは、「褒められて育った子供たちは、うぬぼれが強くなる傾向がある」からです。

確かに、うぬぼれが強くなると、人の言うことを聞かなくなります。自己主張が強くなり、

小さい内から、自分は正しいと錯覚し、親の言うことも、教師の言うことも聞かなくなります。

子供が教育を受けるのは、何もまだ分かっていないので、「何が正しいのか? 何が間違って

いるのか?」を判断できる子を育てるのが「教えて育てる」教育なのです。そして、キリスト

教育の一番のポイントは「全ての人が罪人である。」ということを認めるところにあります。

すなわち、「良い方向に人を伸ばすには、まず自分の間違いを正しく認める。」ところから

始まります。ですから、聖書では「砕かれた、悔いた心を、創造主はさげすまれない」

(詩51:17)とあります。この心を持った子供は、失敗し、叱られても落ち込むことなく、

腐りません。なぜなら、自分の弱さ、罪深さを認めていますから、指摘され、文句を言われ

ても、当然だと受けとめることが出来るからです。その心は、前向きな反省の心を抱きます。

ですから、人間がどういう者かを、何も分っていない子供に、小さい頃から間違いを指摘で

きないように教え、育てることは間違っています。又、間違いは、言葉だけでは分りません。

正しい体罰(身体に直接に苦痛を与える罰)は必要です。それは「愚かさは、子供の心に

つながれている。懲らしめの杖が、これを断ち切る。」「子供を懲らすことを差し控えて

はならない。むちで打っても、彼は死ぬことはない。あなたが、むちで打つなら、彼のいのち

をよみから救うことができる。」(箴言22:15・23:13、14)と聖書にあります。

又「父たちよ。子供をおこらせてはいけない。彼らを気落ちさせないためです。」

(コロサイ3:20)。ですから、正しい感情によって体罰をすることは必要です。

キリスト教的家庭教育は、まず、愚かさを子供の心から断ち切ることです。そして、弱さ、

罪深さが分って、始めてキリストの救いの尊さが分るからです。


この希望へ導いていきましょう。


「愚かさを子どもの心から断ち切る」

   
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