『クリスチャンのハッピーデイ』
第Tコリント15章51節
@ 今朝は、マシンガンプリーチャーの映画から、クリスチャンにとってのハッピーデイは、
この朽ちる体が一瞬にして変えられる時である事を学びたいと思います。
A さて、私たちはイエス様を信じた時、この世で味わったことのない平安を味わいました。
そして思ったのです。「これからは主が守ってくださるから、ハッピーになれる」と。
これこそが、私達の救いで、この地上でハッピーになれると思って追い求めてきました。
そして、いつもハッピーを願い追い求め、「この霊的賜物さえ受けたら、・・・、
又、この問題さえ解決したら・・・」というようにやってきました。
しかしながら、なかなかハッピーになりませんでした。いくら主のみ心だと信じてやっても、
行き詰まりがやってきます。すると、「創造主は助けてくれないのか。」となって不信仰に
陥るのです。これはクリスチャンが陥りやすい問題点ですが、
この映画(マシンガンプリーチャー)の主人公もここにはまってしまったのです。
B では、クリスチャンのどこに問題があるのでしょうか、考えてみましょう。
初代教会の人々は、信仰を持つと直ぐに迫害され、地下にもぐっていきました。
この世は彼らにとってふさわしい所ではありませんでした。イエス様も言われました。
「もし、この世があなた方を憎むなら、あなた方よりも先に、わたしを憎んでいたことを、
知っておきなさい。あなた方はこの世のものではありません。わたしがこの世から選び
出したのです。だからこの世は、あなた方を憎むのです。」(ヨハネ15章18,19)と。
つまり、イエス様はこの世のハッピーを与えるために、私たちを救ったのではありません。
ところが悪魔はこの世が全てで、この地上でハッピーになれるのが救いだ、と騙してくるのです。
ですから、悪魔はイエス様に、貧困と戦争が満ちて人々の苦しむのを見せ付けて、言いました。
「十字架にかかっても無駄だ。それよりも、人々を苦しみから救うために、私を拝め!」と。
しかしイエス様は、「ただ創造主にのみ仕えよ。」と、どこまでも創造主に従われました。
創造主は、ご自分の御子の命を代価として罪の贖いをして下さったのです。
この救いがあるが故に、死んでも新しい体に変えられていくのです。
ですから、クリスチャンのハッピーデイは、イエス様が来られたときに、この朽ちる体が、
朽ちない体に一瞬にして変えられる時なのです。この真理から目がそらされ、この世の中に
ハッピーを求めていくなら、「どうして、自分の祈りが叶えられないのか?どうして願うように
ならないのか?私は祝福されていないのか?」と、苦しみの中に入り込んでしまいます。
そして、いかにも主から見捨てられたかのように、悪魔はどんどん追い込んできます。
それは、私たちを創造主から離すことが悪魔の狙いだからです。
この地上にハッピーを求めるなら、悪魔の罠にはまってしまうのです。
C 「あなた方がわたしを選んだのではありません。
わたしがあなた方を選んだのです。」(ヨハネ15章16)。
すなわち、どこまでも主権者は主です。もし、わたしたちが選んだとするなら、わたしたちが
主権者ですから、ハッピーにならなければ、主を捨てることになります。
しかし、私達は、地上でハッピーにならないからといって、主から離れることはしません。
私たちは、朽ちない体を頂くハッピーデイがあるからです。
ですから、ここに焦点を合わせて、福音宣教をしていくべきです。
決して地上のハッピーを与えるために伝道するのではありません。
地上にハッピーを生むためではなく、天につながるハッピーのために、
しかも、瞬きする瞬間に、朽ちない体に変えられる幸いを喜んで、
主に従って、伝道していきましょう。
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