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2012年6月3日




  『クリスチャンの生き方』



ガラテヤ3章1〜14節



  

@ 「義人は主を信じ仰ぐ心によって生きる」(11節。創造主訳)と言う、御言葉から、

御霊によって歩むクリスチャンの生き方を学んでいきたい
と思います。

A さて、ルターは、この御言によって目が開かれ、ローマカトリック教会の間違いにハッキリと

気づき、プロテスト(抗議)して宗教改革を始めました。当時の世界は、まだ各自が聖書を読む

ことが出来なかった時代で、「免罪符を買うなら救われる」と言われると、そうだと思い、

「十字軍に加わって戦うことが、免罪符の代わりとなる」と言われれば、そうかと思って十字軍に

従軍していました。それは、カトリック教会が語ることが聖書の御言であり創造主の御心だと

信じていたからです。

しかしルターによって、救いは「キリストを信じる信仰によるのだ」ということが明らかにされ、

また、印刷機の発明によって人々の手に聖書が届くようになると、御言に立った信仰が一気に

加速されていきました。


B では、ガラテヤの教会に起こった信仰の変節と、それに対するパウロの反論について見て

いきましょう。異邦人の教会であるガラテヤの教会は、「律法の行いによらず、キリストを信じる

信仰によって義とされる」ことを喜んで受け入れた教会でした。ところが、律法によって訓育されて

きたユダヤ人クリスチャンたちが入って来る事によって、その影響を受けるようになっていった

のです。それは、ユダヤ人たちが、子供の頃から教えられてきた律法を、クリスチャンになれば、

みな守るべきだと考えたからです。それに対してパウロは言います。「あなた方が御霊を受けた

のは律法を行ったからですか。それとも聞いて信じたからですか。『アブラハムは創造主を信じた。

それによって、彼は義と認められた。』と書いてあるのです。

ですから、
『主を信じる者が、信仰の人アブラハムと共に、祝福を受けるのです。律法の行ない

による者は、律法によって生きるのであり、行わない者は皆呪われるのです。ああ物分りの悪い

ガラテヤ人よ。御霊で始まったあなた方が、今になって肉の力で仕上げるというのか。』」と。

律法の意味は、救い主に人々を導くための養育係に過ぎませんでした。

だから、
救い主イエス・キリストは十字架によって、律法を廃棄されたのです。ですから私たちは、

律法によらず、主を信じ仰ぐ心によって生きていけばいいのです。
それは、御霊によって歩む

生き方です。御霊によって歩むとは、霊的な心で、霊的な判断で生きていくことです。

しかし、私たちは、救われた者でも肉を持っており、この古い人とは、この体が贖われるまで付き

合わなければなりません。しかしながら、もはや信者は肉に従って歩む責任はなく、古い人の

生き方の判断に従って生きる必要はありません。キリストの御霊によって頂いた霊的な判断で生きて

行けばいいのです。これこそが、肉の言いなりにならないクリスチャンの宗教改革です。


C ところが、カトリック教会が今日も存在するように、この古い肉がまだ存在するために

やっかいなのです。その古い性質にいつも悪魔は働きかけ、霊で始まったクリスチャンに、

なお肉の思いを入れ、肉に従って歩ませようとするからです。ですから、この悪魔の妨げを

退けていかなければなりません。それゆえに、クリスチャンの戦いは血肉の戦いではなく、

もろもろの悪霊との戦いだと言われているのです。私たちの肉は、子供の頃から付き合ってきました

ので、肉に聞いて肉で判断するのは当然と考えていました。しかし、この肉に働く悪霊が、

クリスチャン生活を妨げるのだと分かれば、イエス・キリストの名によって退けていかなければ、

御霊によって歩むことが出来ません。そして、肉を砕いて霊の中に入り、キリストを着ていく

のです。
私たちがキリストの制服を着れば、悪魔はその服を見て服従します。そして妨げが

取り除かれ、御霊に導かれて生きて行くことができるのです。
これが、「義人は主を信じ仰ぐ心に

よって生きる」ということなのです。     
   



                                        

  
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