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2011年 NO.366

                       
                           
『創り主の全知の特徴




創り主が全知であるなら、「人間の子供が、車にひき殺されそうになった場合、

予め分るのだから、じっとながめていて、何もしなかったら、血も涙もない神と言うことに

なりませんか?」と尋ねる人がいます。

確かに悲惨な出来事も、神はあえて許容しておられます。しかも、愛の神は、苦しみを意図的には

容認しているということも言えるのです。なぜなら、長期的な視点(過去も未来も見渡せる能力を

持っておられる)から、人間がより良く、又幸せになる絶妙なタイミングをもって助けることも

出来るからです。すなわち、
患難でさえ人に忍耐を学ばせ、忍耐が練られた品性を作り出させ、

そこから、新たな希望が生み出させることができるからです。


人の人生は、公式通りではありません。なぜなら、
人間一人一人に自由意志があり、一人一人に

選択の自由があるからです。
ですから、人が自らの選択によって選ぶ賢い、幸いな人生を選び取る

自由意志を働かせるためにも、あえて、創り主は、人を助けるタイミングも

見計らっているのです。

創り主が全てを見通せるということは、現在の善悪だけでなく、未来の善悪も見通しておられる

ということです。





                           


     
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