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2010年2月14日





そのまま受け入れるには





第Tテモテ1章12〜17節




  

@ 今朝は、Tテモテ1章15節で、「キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた。」

と言う言葉は真実であり、そのまま受け入れるに値するものです。
と言われている御言から考えて

行きたいと思います。

A さて、イエス様は天に帰られるとき、使徒たちに仕事を託されました。それは、「全世界に出て

行って全て造られた者に福音を宣べ伝え、命じておいた全てのことを守るように教えなさい。」という

ものでした。そこで、宣べつたえて行くべきことばを、まとめ上げたものが「使徒信条」と

いわれるものです。また、テモテ3章16節には、「キリストは肉において現れ、霊において義と

宣言され・・・」と、伝えていくべき信条が、端的に記されています。これらの言葉は羊皮紙等に書か

れていきました。しかし、羊皮紙は高価であった為、多くの場合は暗唱して伝えられて行ったのです。

この暗記する作業は右脳の働きによります。そして、この右脳を使うことは、私たちの信仰と深く

関わっている
のです。

B では、右脳を使うことと、「そのまま受け入れる」事との関わりについて考えてみましょう。

私たち日本人は、子供の頃から左脳を使う教育を受けてきました。左脳は、物事を論理的に考えよう

と作動
します。先ず理屈を考えたり、損得を考えたり・・・と、いわゆる「頭を使え」と言われる

部分です。一方右脳は、暗記や記憶する働きをしますが、驚くことに、左脳の100万倍の記憶力

あるのです。ですから、左脳を使って理屈で憶えたとしても忘れやすいものですが、右脳の場合は

その100万倍は記憶していれるのです。この右脳を活用してきたのがユダヤ人です。彼らは幼いとき

から、旧約聖書全部を暗唱する教育を受けていました。使徒パウロも、幼少の頃より、この教育を

受け、旧約聖書に精通していました。それが生かされたのは、イエス・キリストと出会ってからです。

それまで記憶してきた旧約聖書のみことばが、キリストについて預言されていたこと柄と一致し、

神の真理が明確にされてきたからです。このように、先ず右脳で記憶していたものが、左脳を使って

正しく判断していくなら、記憶が生き、考える力も倍増するのです。そこで皆さんにお聞きしたいと

思います。「あなたは、『キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた。』という

ことばを、そのまま信じますか? 素直にこのことばを受け入れていますか? それとも疑問を持つ

心はありませんか?」もしこれを右脳でそのまま受け留めるなら、パウロのように、「自分は罪人の

頭ですが、キリストは私に対してこの上ない寛容を示してくださった。」と感謝できるのです。

ところが、左脳で受けとめるなら、「ただ信じるだけでは、ダメだ。」とゴチャゴチャ考え込み、

キリストの救いをそのまま信じて感謝することができなくなります。これらのことから、
先ず右脳を

働かせ、「そのまま信じる」、「そのまま聞いてやる」
事がどんなに大事か分かってくるでしょう。

それは心を空っぽにし、素直に聞いていくということでもあります。

私たちは左脳を使う教育を受けてきましたので、いつも理屈を優先します。しかしその理屈が、

正しいとは限りません。エバがそうでした。彼女はサタンの理屈を正しいと判断したのです。

すなわち、間違った理屈を自分の都合で受け入れてしまったのです。

ですから、理屈一辺倒の教育から昔の復唱する学び方に変えていく必要があります。なぜなら、神の

言葉は、そのまま受け入れるに値するものだからです。

ですから、
先ず右脳でそのまま聞いていくと、心のチャンネルを切り替えていくべきです。

C 最初に左脳を使ったのはエバでした。彼女は、木の実を食べ神のようになることは、自分にとって

都合の良いことだと考えたのです。こうして神のことばに逆らい、「食べたら死ぬ」と言われていたに

もかかわらず、食べてしまいました。このように私たちの感情は、自分に都合よく考えようとし、

頭を使うのです。ですから、
今、この頑なな自我を砕き、堕落する以前のエデンで、「そのまま受け

入れていた生き方」に変えていくべきです。そして、キリストの恵みによって強くされ、信仰と愛に

溢れる世界を味わっていきましょう。

                                        

  
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