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2009年 NO.319





                           
『イスラム教徒とユダヤ・キリスト教徒の
争いの背景(ガラテヤ4:21〜31)



アブラハムの女奴隷ハガルは、イシュマエルを産みました。彼について聖書は

「彼は野生のロバのような人となり、その手は、すべての人々に逆らい・・・すべての兄弟に

敵対して住もう。」(創16:12)
と言いました。そして、このイシュマエルの子孫は

「ハビラからエジプトに近いアシュルへの道にあるシュルにわたって住みつき、それぞれ自分の

すべての兄弟たちに敵対して住んだ」(創25:18)
とあります。

まさに彼の子孫の住みついた地は、アラビヤ半島の西岸地域でアラブ人の祖となったのです。

本来イシュマエルとイサクは、アブラハムの子であり、共にアブラハムの相続を受け継ぐ者たち

でした。ところが、その相続は、約束によって生まれたイサクだけに与えられたのです。

なぜでしょうか?その契約の取り決めは、神の一方的な恵みで、もし契約の律法が破られる

ようなことになれば、神ご自身が責任を負って、引き裂かれるものになるという約束に基づいて

いました(創15:17)。
そこで、イスラエルは律法を破り、契約が破られることになった

のですが、(創17:9〜14)神は、約束通り御自身が引き裂かれるもの(十字架上)と

なって、契約の律法を終らせ(ローマ8:3、10:4)、約束が反故にならないよう、

「ご自身が代りに引き裂かれたものとなったこと」を信じる者に祝福を与えられたのです。

すなわち、信仰による約束の子が祝福を得たのです。それは、イサクでした。

しかし、イシュマエルは、同じアブラハムの子孫でしたが、マホメットによって コーランと

いう律法に縛られ、律法のとりこになって自分に依り頼んだのです。

そのため義を得ることはできなかったのです。

しかし、信仰による義は、約束によって一方的に与えられるものですから、

キリストが、十字架上で罪の債務を無効として下さったことを信じれば救われたのです。

だから、救いは「アブラハムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。」という信仰に

よって得る祝福です。
今日、多くの宗教のほとんどが、律法を守らなければ救われないとする

教えが全世界に存在します。そして、イシュマエルの子孫もコーランの律法に縛られました。

だから、約束でなく、律法に立ったので祝福は受けられなかったのです

これがイサクとイシュマエルの比喩です。そしてイシュマエルの子孫は、その兄弟である

イサクの子孫との間で、闘争は世の終りまで続きます。なぜでしょうか? 祝福を行いによって

求めているからです。これが信仰の人との争いの種であり、今日のイスラム世界と

ユダヤ・キリスト世界の争いの背景にあるものです。



                           

    
 



     
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