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2007年 NO.234





『仏教の世界観が人生の地図になるか』
      
  


 仏教の世界観は、「私たちがどこから来て、どこへ行くのか」という人生の地図を指し

示しているでしょうか?
 そもそも、仏教の開祖である釈迦は、苦行の末に「悟り」を

開き、「諸行無常と響くなり」といって、鐘の音が、やがて消えていくように、人間も

消えてなくなり「一切は空なり」と無我の境地に入ることを説きました。そして、その

境地に入った時、輪廻の世界に生まれさせている「業」は消滅すると説いたのです。

すなわち、釈迦は輪廻からの解脱を願った人で、死ねば全ては終り、無になると考え

ました。ですから、「自分がどこから来て、どこへ行くか」ということに於いては、無記の

態度を取り、沈黙したのです。すなわち、釈迦の思想の中には、神的存在の思想

浄土の思想
永遠の思想罪の思想救い主の思想は、一切なく、無神論の哲学であった

のです。ところが、1C〜2Cに成立した大乗仏教では、これらの思想が全て取り入れられ、

神の存在として阿弥陀が入り、天国の思想として西方極楽浄土とか東方浄瑠璃浄土の思想が

生れ、輪廻思想の復活によって人間の罪の因果が入り、救い主の思想として弥勒信仰(マイ

トレーヤー)が生まれました。この考えは、釈迦の説いた教えとは、程遠く、正反対と言って

もいいものでした。しかし、なぜこの考え方が仏教に入って来たのかといいますと、1C〜2C

頃に、キリスト教の布教が、中国、インドにもたらされ、キリスト教の教理が仏教に取り

入れられて、大乗仏教となったのです。又、日本に入ってきた仏教は、この大乗仏教であり、

仏教を根付かせた聖徳太子は、厩戸皇子(うまやどのおおじ)と呼ばれ、イエスキリストの

名にちなんでいると言われます。このように、もともと釈迦の教えには、「人間がどこから

来て、どこへ行くか」は語らず沈黙されていたのですが、日本に入ってきた大乗仏教に

よって、浄土の思想が生まれ、阿弥陀信仰が生まれたのです。しかしながら、阿弥陀の

存在は架空のものですから、念仏を称えても、そこに確かな人生の地図となるものはありま

せん。
(阿弥陀如来については架空の存在であるとNHKTVにて仏教僧が言及。)ですから、

救い主を阿弥陀からイエス・キリストを そっくりそのまま入れかえれば、皆救われるの

です。では、次回、聖書から見る人生の地図を考察したいと思います。





                   
              



     
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