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2007年 NO.206





          『救いは他力か 自力か?』




 人間は、いくら強がりを言っても、自分の命を自分で造ったところは1つもありません。

又、自分の命を、自分の思い通りに生きながらえさせることもできません。そんな私たちが、

自力で自分を救えるわけがありません。私たち自身の出生は他力ですから、他の力によって

救っていただくしかないのです。そこで、他力と言えば、仏教では浄土宗がこの教えに立って

います。又キリスト教も完全他力の救いを教えます。では、本当の救い主は、阿弥陀仏なのか、

イエス・キリストなのか真剣に調べてみる必要があります。そこで、阿弥陀仏を調べていくと、

仏教学者は、二つの言葉から成る合成語だといいます。すなわち、1.アミダーユス⇒無量寿、

すなわち「永遠の命」、2.アミダーバー⇒無量光、すなわち「永遠の光」という意味です。

これは、南無阿弥陀仏と唱えることは、「永遠のいのちであり、永遠の光であるお方様、私を

よろしくお願いします。」という意味です。

 仏教のお釈迦様は実在の方でしたが、阿弥陀仏とは、実在の人物ではなく、空想の産物です。

しかし、「永遠の命、永遠の光であるイエス・キリスト」は実在のお方です。(ヨハネ1:3〜14)

 ですから、私たちは、南無イエス・キリストと御名を呼び求めるなら、このお方が、

私たちを完全な恵みで救って下さるのです。


                   
              



     
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