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| 2004年 NO.60 |
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（創３９：2） ヨセフの生涯は幸運と不運の繰り返しの人生でした。ヨセフはラケルの子として生まれ、父ヤコブ に一番愛されている幸運な人でした。しかし、それがために兄弟たちから憎まれる不運な人となりま す。しかし、ヨセフは兄弟たちを支配するという幸運な夢を見ます。しかし、その夢のために兄弟の たくらみに会い、奴隷として売られる不運の人でした。しかしポティファルから信頼される幸運な人 となります。しかし、ポティファルの妻の誘惑に裏切られ、監獄に入れられる不運の人となりました。 しかし、監獄では監視長に信頼される幸運な人でした。しかし、献酌官に裏切られ、不運の人となり、 最後にはパロ王の夢を解き明かして、エジプトの首相とされるという 本当の幸運な人となったので す。ヨセフは死を前にして兄弟たちに言います。「あなた方は、私に悪を計りましたが、神はそれを 良いことのための計らいとなさいました。」と。私たちの人生も、ヨセフの信仰の生涯と同じように、 幸運と不運の繰り返しかも知れません。 しかし、ヨセフと同じように最後には「神が全てのことを働かせて益として下さる」のです。 それは私たちが、イエスキリストによって、まことの聖所に入ることができるからです。私たちは、 最後には、大きな報いを得て、ヨセフのように本当の幸運な人として呼ばれる者とされるのです。 |
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