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2004年10月3日

                                                                                 
「神の世界に踏み出す」

マタイ20章1〜16節

                        



@ 今朝は、『心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、神を愛する』ことは、神に信頼し踏み出し

ていく事である、という事を学んでいきたい
と思います。
                     たと
A さて、天の御国についての譬えを見ていく時、神様のお考えのすばらしさを知ることが出来ま

す。そこには、人間の持っている常識を超えた、開かれた世界があることが分かります。
                     たと
B では、天の御国についての譬えを見てみましょう。

ぶどう園の主人は、労務者を雇いに朝早く出かけていきました。それからも、9時、12時、3時、

5時と出かけて行っては労務者を雇い、ぶどう園で働かせました。そして夕方になった時、主人は

最後に来た者たちから順に賃金を支払いました。ところが、一時間働いた者も、朝早くから働いた

者も同じ賃金(一デナリ)だったのです。これに対して、朝早くから働いていた者たちから不平

不満が起こってきました。「自分たちは一日中、労苦と焼けるような暑さを辛抱したのに、一時間

しか働かなかった連中と同額では分に合わない」という不満です。確かにこの社会の常識では、

報酬はその働きに応じて支払われるべきものだ、というのが通念になっています。だから、一時間

しか働かなかった者に、同額の賃金を払う主人はいません。また、実労時間が一時間しかないと

分かっていながら、夕方の五時に労務者を雇いに出かけて行く主人もいません。これはとても

私たちの常識では考えられない事です。しかし天の御国はこういうものであり、神はこの主人の

ように、人間の常識を超えた考えをもって行動される方だ
と言われるのです。神の世界即ち聖書の

世界には、人間の常識にはとらわれない世界があるのです。これは私たちにとって凄い希望です。
                          たと                      ゆる
また、王から借金をしているしもべの譬えから、神様の世界は、実に思いもよらない恵みと赦しの

世界であることが分かります(十八章)。このしもべは、王から一万タラントの借金をしていまし

た。おおよそ六千億円です。一生かかっても支払えない莫大な額です。ところが王は、彼をかわい

そうに思って赦し、借金を免除してやったのです。借金とは私たちの罪の負債の事です。一生かかっ
  つぐな                     ゆる
ても償いきれない罪の負債をも、神は赦してくださる方なのです。これが聖書の世界、神様の心

なのです
ならば、限界ある自分ばかりを見てうなだれるのではなく、人間の常識をはるかに超えて

取り扱ってくださる神様の世界に、踏み出していくべきではないでしょうか。


C 私たちは、イエス・キリストを知った時、この常識を超えた神の世界があることが分かったの

です。ですからこの世界に生きて行こう、と決心して入ったのです。ならば、人間の考えた常識の

世界に留まるのではなく、湖の上も歩かせてくださる神様のスケールの世界に生きるべきでは

ないでしょうか? 
たとい不可能に思える事でも、祈った事はその通りに成るんだと神に期待し、

自らの意志で一歩を踏み出して行くのです。一万タラントの罪の負債をも無効にして下さる神が

おられるのですから。こうして私たちが神に信頼して踏み出していく時、『心を尽くし、思いを

尽くし、力を尽くし、知性を尽くして、主を愛する。』ことが分かって来ます。

この全能の神の御力を味わって行きましょう。

 


                      

                               

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